フリースタイルダンジョンが好きなアナタは、ラッパーの崇勲(すうくん)を知っていますか?
ファーストシーズンでは、R指定を破って、ラスボス般若と戦いました。
また、その活躍とKOK初代チャンピオンの実績からフリースタイルダンジョン2代目モンスターに抜擢されました。
今回は、そんな崇勲について紹介していきます。
目次
崇勲(すうくん)のプロフィール
本名 | すぐる |
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年齢 | 36歳(現在 2019/12/18) |
出身 | 埼玉県春日部市 |
バトル戦績 | KOK2015優勝 |
所属 | – |
崇勲がラップを始めたキッカケは、地元の友だちがDJをしていて、誘われるがままにラッパーになったそうです。
HIPHOPのカルチャーにドップリ浸かったのではなく、もともと作文を書くのが好きだったようで、歌詞を書くことに楽しみを見出して、ラップにハマっていきました。
また、バトルに参戦したのは、2006年頃からで、全くのゼロからフリースタイルを独学しました。
お笑い芸人の瞬発的なトーク力にインスパイアされたようで、崇勲のバトルスタイルが即興かつ面白いことの理由が伺えますね。
主なバトルの戦績。ラップスタイルは?
崇勲は、戦極MCバトル第3章 準優勝、KOKの初代チャンピオンの実績を持ち、フリースタイルダンジョン2代目モンスターとしても活躍したラッパーです。
KOK2015では、呂布カルマやGADOROなどの優勝候補を抑えて、勝利を手にしました。
崇勲自身も「優勝する気がなかった」と語っています。
また、フリースタイルダンジョンのモンスターに抜擢されたのも予想外だったようで、ZEEBRAからのオファー電話で、
と聞き返してしまったようです(笑)
そんな崇勲のバトルスタイルは、繰り出されるパンチラインと、お客さんを味方につけるユーモラスなラップでしょう。
正直、ラップスキルは他のモンスターに劣るとは思いますが、会場を味方につけた時の崇勲は無敵で、R指定や呂布カルマでもクリティカル負けをしています。
ベストバウト
そんな崇勲のベストバウトを紹介します。
戦慄MC BATTLE Vol.13 vs たまちゃん
戦極MCバトルの全身である戦慄MCバトルにて、フロウ巧者の、たまちゃんとの対戦です。
たまちゃんは心地いいフロウで応戦します。
対する崇勲は、
「あかさたな、あからさまなこと言ってる奴は、まっ、さかさま」
とたまちゃんの土俵に乗り込んで、巧みなフロウを見せてバースを蹴りました。
結果は崇勲の勝利。
戦極×AsONE ID×PONEY vs TKda黒ぶち×崇勲
2on2の大会にて、TKと組んで、ID×PONEYという音楽性の高いチームと対戦しました。
ID×PONEYは、
ID 「初期衝動 お前らにだれって言われた時のこと」
PONEY 「やっていることは相変わらず同じ位置、I’m A HIPHOP、ずっと自分自身」
と、巧みなフロウでありながらもリリスズムを感じるバースを蹴ります。
TKda黒ぶち×崇勲は、
TK「それは革命ってことだぜ、ここで落としてやる格言」
崇勲「革命、英語、Revolution、俺ら勝つっしょ」
TK「ヘボくせぇぞ、なんて、言わせねぇぞ」
崇勲「言わせねぇぞ、撮れこの映像」
と、一小節ごとにマイクパスする離れ業をカマしつつ、内容の通った押韻という訳わからん芸当を披露します。
結果は延長。
崇勲(すうくん)の楽曲
崇勲はユーモア溢れるリリックの楽興が多く、歌詞に重きを置いているでしょう。
そんな崇勲の楽曲を紹介します。
わかってねえな
無骨なビートに、崇勲の渋いリリックが映える曲です。
「皮肉やヒガミが俺らのテーマ」という歌詞が、崇勲のスタイルを現してますね。
FLASH
きれいでスムースなビートに、崇勲の人間臭いラップが、良いコンストラストを表現していますね。
「影があってこそ光る歌」というリリックが当てはまる曲です。
まとめ
崇勲(すうくん)は人間味のあるラップがバトルでも音源でも表現されているので、みんなから愛されるラッパーです。
崇勲のバトルスタイルは唯一無二なので、またビッグステージで輝く姿をもみたいです。