MCバトルが好きな、そこのアナタ、スナフキンというラッパーを知っていますか?
初代モンスターのシーズンに出場し、DOTAMA(ドタマ)、T-pablow(ティーパブロ)などを倒す活躍を見せて、実力を示しました。
今回はそんなスナフキンの紹介をしていきます。
目次
スナフキンとは?ラップの特徴は?
スナフキンは1987年、埼玉熊谷出身で、B-BOY PARK2013優勝の戦績を持ち、フリースタイルダンジョンでは、4人目のR指定まで勝ち進み、実力をみせつけたラッパーです。
スナフキンはもともとブレイクダンサーでしたが、事故で激しいダンスができなくなってしまい、同じHIPHOPカルチャーのラップに転向して、その才能を開花させた、生粋のB-BOYです。
スナフキンは、リズミカルなフロウに、ストリート色が強いリリックを気持ちよく乗せるラップをします。
ディスよりも音楽性で相手を圧倒して、勝利するタイプのMCですね。
また、最近では、口癖の「火を付ける」や、フリースタイルダンジョンシーズン2で呂布カルマに、「終わった後にしゃべるな」と怒られたことを、ネタにされるお茶目な面もあります。
主なバトルの戦績
スナフキンはB-BOY PARK2013優勝、UMB2014 BEST16、KOK2017 BEST4の戦績を持ち、大きな大会でも結果を出しております。
また、B-BOY PARK2013は代々木公園でおこなわれた、伝説の大会だったので、その大会で、元ブレイクダンサーでラッパーのスナフキンが優勝したのは、ドラマチックでした。
ベストバウト
そんなスナフキンのベストバウトを紹介します。
フリースタイルダンジョン vs DOTAMA
フリースタイルダンジョンに登場したスナフキンは大きな爪痕を残しました。
特にDOTAMA戦ではスナフキンの真骨頂であるフローとリリカルさが出てました。
DOTAMAはワンバース目で、「ねぇ、スナフキン、こっち向いて」とムーミンのテーマをイジった替え歌でスナフキンをおちょくります・
しかし、対するスナフキンは、Kick Pushのオシャレなビートを乗りこなし、
「見せつける俺の躍動感、ヤバすぎて呼んでこい、100当番」
というリズミカルな韻を出して勝ちました。
B-BOY PARK 2013 vs 黄猿
B-BOY PARKの決勝の舞台で、下町のフロー巧者なMCの黄猿と対戦しました。
スナフキンは先行ながらも「決して譲れない俺の美学は、ライムとビートで上げてくだけだ」と初っ端から、サンプリングで沸かせてペースを掴みます。
対する黄猿は、バトルはパンチラインや韻の踏み合いではなく、フロウだと信じて、それを磨いてきたと、自らのB-BOYスタンスを提示して応戦します。
しかし、スナフキンの2本目のバースで、
「今日は黄猿をぶっ飛ばす、またストレス飛ばす、言葉、ジェットバス」
というビートサンプリング含めたパンチラインを吐き出し、優勝しました。
スナフキンの楽曲
スナフキンは楽曲の定評もあり、カッコよいです。
そんなスナフキンの曲を紹介します。
BED TOWN
東京のベッドタウンである埼玉を歌った曲です。
スナフキン独特にフロウがクセになりますね。
Back Attack feat.KOOPA
トラディショナルなシンプルなビートに、同じクルーのKOOPA(クッパ)と乗ります。
2人ともフロウが気持ちいいので、耳に嬉しい曲です。
まとめ
スナフキンはトップクラスのフロウとビートアプローチの使い手です。
フリースタイルダンジョンでは、R指定に敗北してしまったので、ラスボスになったR指定にリベンジしてほしいですね。