フリースタイルダンジョンが好きなアナタは、ラッパーのSIMON JAP (サイモンジャップ)を知っていますか?
サイモンジャップはストリート色の強く、フリースタイルダンジョンやKOKで活躍したMCです。
今回はそんなサイモンジャップについて紹介していきます。
目次
SIMON JAP (サイモンジャップ)のプロフィール。逮捕歴がある?
本名 | 初田和司(はつだかずし) |
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年齢 | 39歳(現在2019/12/19) |
出身 | 神奈川県横浜市 |
バトル戦績 | 戦極MCバトル第9章 準優勝 |
所属 | JA飛龍 |
SIMON JAP(サイモンジャップ)は、神奈川県横浜市で生まれ、2歳の時に東京都世田谷区に引っ越し、母子家庭で育ちました。
サイモンジャップは、15歳の時に兄の影響で、HIPHOPを知り、その後は、戦極MCバトルや罵倒で、バトルMCとしても活躍し、知名度を上げて全国規模のラッパーとなりました。
SIMON JAPの名前の由来は、ギリシャ人の祖父から「SIMON」と、日本人の蔑称である「JAP」の言葉を合わせたようです。
また、SIMON JAPは2度の逮捕歴があります。
1度目は2008年に、違法ドラッグの所持により逮捕され、3年間の獄中生活を余儀なくされました。
2度目の逮捕は、2019年2月。
SIMONは、ライブに出演するために家族で北海道に来ていました。
ライブ後のアフターパーティーでお酒を記憶がなくなるまで飲んだSIMONは、ホテルに帰って床で寝てしまいます。
妻から起こされたSIMONはお酒が入っていたからか、妻の髪の毛を引っ張りなどの行為に及んだとことから、警察に逮捕されました。
その後は、SIMON自身もお酒をやめるほど猛省しているとのことで、妻との話し合いの結果、不起訴となりました。
今後は、休止せずに活動を続けていく方針のようなので、活躍を期待しましょう。
主なバトルの戦績
SIMON JAP(サイモンジャップ)は、戦極MCバトル第9章 準優勝、KOK2017 BEST4の戦績を持っており、フリースタイルダンジョンでは、ラスボスである般若まで勝ち進み、死闘を演じました。
特に戦極MCバトル第9章では、JAG-MEやGILといった強豪MCを倒し、Mr,SMILE戦では、ブチギレ寸前で、司会の八文字や会場がピリつくほどの空気感になったことから、最もインパクトを残したのではないでしょうか。
SIMON JAPのバトルスタイルは、長くもオリジナルな韻を踏むライミングスキルと、相手も威圧するオーラが特徴的です。
そこらへんのラッパーならバースを蹴らなくれても勝てるんじゃないかというほどの覇気をまとっています。
ベストバウト
そんなSIMONのベストバウトを紹介します。
戦極MCバトル第9章 vs MR.SMILE
千葉レペゼンで、生意気なバースを吐く、MR.SMILEとの対戦です。
MR.SMILEは予選からの勝ち上がりで、BEST4まで勝ち上がり、SIMON JAPと対戦しました。
MR.SMILEは本大会では、ダークヒーローに徹していたのか、前の試合のmol53戦と同様に、バチバチに噛みつきます。
はじめは、冷静さを保っていたSIMON JAPですが、途中のバースから
「バトルだからってお前粋がるな、それか裏で俺がボコって○にますか?」
と本気で苛ついているようで、画面越しで見ているこっちがドキドキします。。
THE罵倒2013 (池袋予選) vs 呂布カルマ
フリースタイルダンジョンモンスターとしてお馴染みの呂布カルマとの対戦です。
一歩も引かない両者のバチバチの試合が見られます。
呂布カルマは、
「オッサンに往生際をレクチャー、どけ!呂布カルマのお通りだ!」
と、バイブス高く、相手の痛い所を突くライムを披露します。
対するSIMONは
「お前の押韻、チンピラ以下じゃない?これは俺らの、仁義なき戦い」
とSIMONらしくも完成度の高い押韻で、会場を盛り上げます。
SIMON JAP(サイモンジャップ)の楽曲
SIMON JAPは、過酷な環境を乗り越えて、楽曲を制作しています。
今回は、SIMONの楽曲を紹介します。
TOKYO BOY Feat.Zeebra
Zeebraとの楽曲です。
TOKYOをレペゼンする2人だからこそのリリックが渋いですね。
くそったれFor Life Remix feat.GADORO, 漢 a.k.a. GAMI
KOKで死闘を演じたGADOROと、レジェンドである漢との楽曲です。
無骨でゴージャスなdj hondaビートの上で、三者三様のラップが光ります。
特にサイモンのラップは、ストリートの経験値を歌詞に昇華しているのでカッコいいです。
まとめ
SIMON JAP(サイモンジャップ)は、逮捕歴がありますが、それすらも音楽活動に還元している数少ない日本人アーティストだと思います。
バトル参戦は減ってしまいましたが、また、フリースタイルダンジョンかKOKなどの舞台で活躍する姿を見たいですね。