戦極MCバトルやUMBが好きな人は、SAM(サム)を知っていますよね!?
最近の戦極MCバトルでは常に好成績を出していて、フリースタイルダンジョンにも登場し、活躍したこともある実力派のラッパーです。
今回はそんなSAM(サム)について紹介していきます。
目次
SAM(サム)のプロフィール
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 25歳(2020/03/31現在) |
出身 | 栃木県 |
バトル戦績 | 戦極MCバトル 第20章 優勝 |
所属 | MastaQuench(マスタークエンチ) |
SAM(サム)は1995年生まれの栃木レペゼンで、戦極19、20章優勝というビッグタイトルを獲得している、実力派のラッパーです。
同じ1995年生まれには、
UMB2018の王者 mu-ton(ムートン)や、
3代目モンスターID(アイディー)がいて、
団体戦となる戦極19章では、2人とチームを組んで、優勝しました。
その大会では、むしろSAMがチームを引っ張って、勝ち星を稼いでいました。
SAMのラップの特徴は何といっても押韻です。
よくいる若手の4・8小節で踏む韻ではなくて、集中していないと聞き逃してしまうほど、バースのいたるところに張り巡らされた韻が特徴的です。
さらに最近では、押韻ではなく、言葉遊びも上手で、思わずオッと声を出してしますようなアンサーも返します。
SAM(サム)の主なバトルの戦績
SAM(サム)は、
- UMB2018 BEST8
- 戦極16準優勝
- 戦極19・20章優勝
といった戦績を持っています。
2017年頃は数々の大会で、準優勝が重なり、シルバーコレクターと言われていた時期もありましたが、
2019年は、戦極の2連覇を筆頭に数多くの大会で優勝をしていて、一皮むけた感覚があります。
押韻でお客さんを盛り上げる能力は、現役では最高クラスなので、大舞台で会場を沸かせることができ、UMB・KOKといった大会とも相性がいいのではないでしょうか。
また、その実力に見合った人気も出てきているので、今後のバトルを引っ張っていくキーマンになるでしょう。
SAM(サム)のベストバウト
SAM(サム)はベストバウトメイカーと呼ばれるほど、いい試合をします。
そんなSAMの試合を紹介します。
戦極MCバトル第18章 vs ID
同じ95世代で、楽曲も一緒に作るIDとの一戦です。
早いビートなので、押韻タイプのSAMよりも、フロウ巧者のIDが有利かと思われました。
予想通りにIDがビートに上手くハマってラップします。
しかし、対するSAMも押韻スタイルは崩さないものの、韻を踏みながらも内容が詰まったバースで応戦します。
スタイルウォーズとなったこの試合は延長に突入します。
延長ビートは「Cho Wavy De Gomenne」
またもやID有利のビートで、SAMも自身バースでそれの点に触れますが、自らのスタイルを崩さずにSAMが勝利します。
LINE MUSIC×戦極 vs Siva
大分出身で、普段はバンドでラップをしている、ラップスキルに定評があるSiva(シバ)との一戦です。
ラップスキルが高い両者ならではの試合になります。
SivaはLINE MUSICとの連携しているイベントから連想して、
「ラインを引きな真ん中、白背景に緑、言葉の中に、いろは、いろはす、水のように、浸透してくフロウ」
- ライン=LINEとボーダーライン
- いろはす=いろはにほへと(50音)、ラインと同じ緑と白のテーマカラー
といったようなテクニカルなリリックを披露します。
対するSAMも、
「俺も歩いた茨道、今日は山じゃなく都内に、芝(Siva)狩りに」
と、上手な返しをします。
ラップが上手な人同士のバトルは、何回か聞いてやっと、意味を理解できるのが、楽しいところですね。
SAM(サム)の楽曲、アルバムは?
SAMはバトルの印象も強いですが、楽曲もカッコいいです。
どちらかというとポエトリーよりのラップスタイルなので、リリックが刺さってきます。
TRUTH feat ID
盟友IDとの楽曲です。
SAMの淡々と言葉を吐いていくラップと、IDのグルービーなHOOKがキマってます。
ラップスタイルは全く違った2人だからこその化学反応が見れます。
TECHNICSfeat. MAKA, SAM, NAIKA MC
こちらの楽曲は、北関東のオールスターの楽曲です。
オールドなビートに、各バースではなく、全員が混ざり合ってラップしているので、疾走感があります。
まとめ:SAM(サム)は、MCバトルの次世代を背負うラッパー
SAM(サム)は最近、最も勢いがあるバトルMCです。
すでに戦極の全国大会を制覇しているので、今後はUMB・KOKなどの大会を制して、次世代のフリースタイルキングになって欲しいですね。