日本語ラップ好きのアナタは、SALU(サル)という名前を知っているのではないでしょうか。
2012年のデビューから、またたく間にHIPHOPシーンの中心に躍り出て、AKLOやJP THE WAVYとの楽曲などでも、シーンを騒がせたラッパーです。
今回はそんなSALUのラップスタイルや楽曲を紹介したいと思います。
目次
SALU(サル)とは?名前の由来は?
SALUは北海道出身で、現在は神奈川県厚木市を拠点としているラッパーです。
SALU(サル)という名前の由来は、インタビューで語っています。
— SALUと名乗るようになったのはいつごろからです?
中学3年くらいですかね。ラップ始めて1年くらいした時ですね。名前はずっと決めようと思っていて。その時は中学生で、ひねくれていたというか、「逆いった方がかっこいいんじゃないか?」って思ってたんで。日本人は黄色いサルって呼ばれてるじゃないですか。そこを風刺した意味合いもこめてSALU。-HMVインタビュー
あえて名乗っているところが、カッコいいですよね。
この他にも、耳がサルみたいだから、と聞いたこともあります。
また、音楽のルーツは、幼少期から父親の影響で、父が運転する車内でDr.Dreを聴きながら幼稚園に通っていたらしいです。恐ろしい英才教育ですね(笑)
14歳からラップを書き始め、紆余曲折あって、20歳の時には1年間シンガポールにてラーメン屋の店長を務めたらしいです。
その後に厚木に引っ越して本格的に音楽活動をスタートさせました。
厚木の先輩である、OHLDの紹介によりSEEDAと出会い、その出会いが、BACHLOGICにつながり、レーベル「ONE YEAR WAR MUSIC」が誕生したようです。
BACHLOGICは「I REP」のプロデュースをした人物なので、その大物にレーベルの立ち上げを決意させるとは、SALUに相当なカリスマ性があったのでしょう。
SALU(サル)の経歴は?現在のレーベルはEXILEも所属するLDH?
1st アルバム『IN MY SHOES』をリリースし、HIPHOPシーンに彗星のごとく現れたSALUは、その後も活躍し、2013年2月20日 – TOY’S FACTORYよりメジャーデビューします。
AKLO とKダブシャインとの「RGTO」、JP THE WAVYとの「Cho Wavy De Gomenne」などのスマッシュヒットを出したり、SMAPへの楽曲提供など、HIPHOPシーンを超えた活躍をしています。
そんなSALUは、2018年に<KOMA DOGG/LDH MUSIC>への移籍をしました。
KOMA DOGGは、EXILE SHOKICHIが発足させたプロジェクトで、所属アーティストに、人気ラッパーで同じ北海道出身でもあるSALUに白羽の矢が立ちました。
LDHでは、スヌープ・ドッグやメソッド・マンといった海外の大物ヒップホップアーティストと手を組んで楽曲制作しているので、国外も視野に入れた活躍が期待されます。
SALU(サル)の楽曲は?
SALU(サル)は幅の広い楽曲が特徴的でしょう。
HIPHOP色が強い曲、チルな曲、恋愛がテーマのポップな曲と、様々な楽曲が彼の魅力です。
RAP GAME
Brenda Russellの「Piano In The Dark」をサンプリングした、どこか懐かしくもドリーミーなビートに、SALUのHIPHOPに対する想いを綴った歌詞が、感動的な楽曲です。
YouTubeなどでRemixが数多くアップロードしていて、未来のラッパーが笑えるために、RAPを受け継いでいく、文化が感じられます。
Cho Wavy De Gomenne
こちらはJP THE WAVYとの楽曲です。
TRAPビートにWAVYとSALUの最先端のフロウが映える一曲です。
ポップスなイメージだったSALUがゴリゴリのラップをカマしていて、くらいました。
RGTO
バトルビートでも有名な一曲です。
AKLO、SALU、Kダブ、と豪華なマイクリレーが聞けます。
AKLOがSALUにビートとテーマを伝えたら、数時間で歌詞を書き上げたらしいので、シーンに物申したいことがあったようですね(笑)
GOOD VIBES ONLY feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHI
こちらが、KOMA DOGGから出した一曲です。
ポップなサウンドとキャッチーなHOOKが耳に残る一曲です。
このようなポップな楽曲でも、マッチしているSALUもいいですよね。
まとめ
SALU(サル)は幅広い楽曲を出している実力派のラッパーです。
今回紹介した意外にも素晴らしい楽曲があるので、ぜひYouTubeでチェックして見て下さい。
LDH MUSICに移籍したので、今後の動向にも注目ですね。
海外でも活躍できる音楽性を持っているので、期待してます。