ラッパー

ラッパーの裂固(れっこ)とは?フリースタイルダンジョン2代目モンスター

岐阜県出身でフリースタイルダンジョン2代目モンスターとしても活躍したラッパー裂固(れっこ)の画像

 

フリースタイルダンジョンが好きな、そこのアナタ、2代目モンスターの裂固(れっこ)を知っていますか?

 

最年少2代目モンスターとして、先陣を切ることが多かった裂固。

 

モンスターになった当初は、荒削りなイメージでしたが、後半は貫禄も出てきて、数々の強豪ラッパーを返り討ちにしていましたね。

 

 

今回はそんな裂固(れっこ)について紹介していきます。

 

裂固(れっこ)とは?

 

裂固(れっこ)は、第九回高校生ラップ選手権優勝の実績があり、最年少2代目モンスターとしても活躍したラッパーです。

 

 

裂固は現在も岐阜県在住で活動しており、その理由の一つとして、精神疾患を患っている母親と、高校生の妹のために、活動しています。

 

また、高校生ラップ選手権出場時には、家族を支えるために、高校に進学せずに、寿司屋で週6日アルバイトをしていたようです。

 

 

そんな苦労人の裂固が、2代目モンスターに選ばれて、TVの中で活躍しているというのは、HIPHOPドリームですね。

 

主なバトルの戦績は?ラップの特徴は?

 

裂固(れっこ)は、1997年岐阜県出身で、第九回高校生ラップ選手権優勝、SPOTLIGHT2016優勝、KOK2016 BEST8の実績を持っています。

 

 

そんな裂固が注目を集めたのが、第九回高校生ラップ選手権。

 

初出場だった裂固は、一回戦のレオクマ相手に高校生離れしたラップを披露します。

HIDADDYも完璧という内容で実力を見せつけました。

 

決勝では、フリースタイルダンジョンを制覇したLick-Gと対戦し、高校生ラップ選手権史上最もハイレベルな試合を繰り広げました。

 

スイッチが入った裂固は無敵状態になるので、この大会では、そんな裂固が見られました。

 

ベストバウト

 

裂固は勢力的にバトルイベントに出ているので、数々のベストバウトを残しています。

そんな裂固のベストバウトを紹介します。

 

第九回高校生ラップ選手権 vs Lick-G

 

 

上述しましたが、Lick-Gとの試合は高校生ラップ史上最高の試合だと思います。

大阪でおこなわれた大会だったため、ビートは「一網打尽」

 

 

Lick-Gは、

「結局、韻だけか、それじゃ変わらない審査員の審査結果

「お前のラップに助け舟は来ない、決めるライム連打の百裂拳!」

数多くのパンチラインを出します。

 

 

しかし、対する裂固は、

「お前はただ、滑舌に、あくせくしているただ、wack mcつまりは、ただの、ハズレくじ、裂固、なるべくしてなる、格別に」

「もう既に保ってるモチベーション、優勝候補にノミネート、裂固 on the Microphone、Lick-Gバイバイごきげんよう!」

と完璧なライミングで優勝しました。

裂固(れっこ)の楽曲

 

裂固は音源制作にも力を入れていて、真面目にラップに取り組んでいる姿勢が感じられるので、応援したくなるラッパーです。

そんな裂固の楽曲を紹介します。

 

Keep On Runnin’

 

 

フリースタイルダンジョンの登場曲でもある、裂固のアンセムです。

 

メロディアスなビートに裂固の実直なラップが乗っていて、聴いていて爽快感がある曲です。

 

『夢の果て』prod DJ MOTIVE

 

 

落ちいついていてオシャレなビートに、前向きの歌詞が感動する曲です。

 

苦労人の裂固だからこそ、HOOKの「地獄の沙汰も何とやらというが栄光の沙汰は自分次第」というリリックに説得力がありますね。

 

まとめ

 

裂固は過酷な環境から、HIPHOPで這い上がった、ラッパーです。

 

不良から成り上がるのではなく、真っ直ぐな努力で現状を変えたラッパーは裂固が唯一無二なのではないでしょうか。

 

彼の人柄も人を引きつけるので、さらなるステップアップを期待しましょう。