フリースタイルダンジョンが好きなアナタは、ラッパーのPONY (ポニー)を知っていますか?
B-BOY PARK 2011でフリースタイルダンジョンモンスターのFORKを倒して優勝し、賞金200万円を獲得したMCです。
フリースタイルダンジョンでは本来の強さを発揮できてはいませんでしたが、モンスター級の実力があることは間違いないでしょう。
今回はそんなPONYの紹介をしていきます。
目次
PONY (ポニー)のプロフィール
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 34歳(現在 2020/01/06) |
出身 | 山梨県 |
バトル戦績 | B-BOY PARK 2011 優勝 |
所属 | 松生プロダクション |
PONYは、山梨県出身のラッパーで、自主レーベル「松生プロダクション」に所属しています。
ラップを始めたのは、高校生の時で、山梨出身の5人組ヒップホップクルー「stillichimiya(スティルイチミヤ)」に 出会い深い感銘を受け、上京することを決意したようです。
上京後は、フリースタイルでラップの練習をしつつも、音源制作に力を入れ、2010年には、「stillichimiya(スティルイチミヤ)」の協力の下、1st ALBUM 『Verseday』をリリースしました。
翌年の2011年には、B-BOY PARK 2011で優勝して、全国にその名を轟かせました。
主なバトルの戦績
PONYのバトル戦績は、
- B-BOY PARK 2011 優勝
- UMB2019 BEST8
UMB2009にも出場しているので、10年以上もバトルの第一線で活躍しているんですね。
また、RAWAXX、句潤、スナフキンとチームを組んで、MCバトルイベントに出ることもあり、実力派のMC達と互いに力を認めている印象があります。
PONYのラップスタイルは、なんといってもフロウのオリジナリティと気持ちよさです。
ビートアプローチのセンスが天下一品で、相手のMCと同じビートに乗っているとは思えないほど、独特で聴き心地が良いフロウをしてくれます。
ベストバウト
そんなPONYのベストバウトを紹介します。
戦極新年杯 2019 vs ID
フリースタイルダンジョンモンスターのIDの一戦です。
チームを組んで戦うほど、リスペクトしている2人同士の対戦となりました。
IDは、
「馬鹿にはつける薬ねぇ、なら俺は薬なしで、どこまで飛べるかを一生試してやるぜ。」
詩的かつリズミカルなバースを吐きます。
PONYは、
「皆が必死こいてリンリン、呼び先誰?となりのドラックディーラーか?それにも必要なmoney pay payするため俺未だ遊んでるぜ」
オリジナルばフロウでオリジナルな内容を歌います。
結果は延長。
戦極×AsONE ID×PONEY vs TKda黒ぶち×崇勲
2on2の大会にて、IDと組んで、TK×崇勲という即興性の高いチームと対戦しました。
ID×PONEYは、
ID 「初期衝動 お前らにだれって言われた時のこと」
PONEY 「やっていることは相変わらず同じ位置、I’m A HIPHOP、ずっと自分自身」
と、巧みなフロウでありながらもリリスズムを感じるバースを蹴ります。
TKda黒ぶち×崇勲は、
TK「それは革命ってことだぜ、ここで落としてやる格言」
崇勲「革命、英語、Revolution、俺ら勝つっしょ」
TK「ヘボくせぇぞ、なんて、言わせねぇぞ」
崇勲「言わせねぇぞ、撮れこの映像」
と、一小節ごとにマイクパスする離れ業をカマしつつ、内容の通った押韻という訳わからん芸当を披露します。
結果は延長。
PONY (ポニー)の楽曲
PONYは音源制作にも勢力的なため、イケてる曲を出しています。
そんなPONYの楽興を紹介します。
SUKIKATTE feat. DOGMA, 漢 a.k.a GAMI, LIBRO
LIBROラフなビーツにDOGMA、漢と共に乗っかります。
「やりたいことやる、やめたいことやめる、議論の余地なし、お前もだろ」のHOOKは、日本語ラップ史に残るパンチラインですね。
MIND GAME ID×PONY
テクニカルかつジャジーなビートで、盟友であるIDとラップします。
PONYは独特なフロウでありながらも、リリックを聴かせようとしている感覚があるラップで新鮮です。
まとめ
PONY(ポニー)はフロウ巧者で、音源で輝いているラッパーです。
B-BOY PARKからビッグタイトルの獲得がないので、また獲得してほしいですね。