UMBや戦極MCバトルが好きなアナタは、ラッパーのNAIKA MC(ナイカエムシー)を知っていますか?
10年以上前からバトルシーンで活躍しており、UMB2016年では、フリースタイルダンジョンモンスターである呂布カルマとの死闘を制して、悲願の優勝を達成しました。
今回は、そんなNAIKA MC(ナイカエムシー)について紹介していきます。
目次
NAIKA MC(ナイカエムシー)のプロフィール
本名 | せき りょうすけ(漢字不明) |
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年齢 | 36歳(現在2019/12/15) |
出身 | 群馬県 |
バトル戦績 | UMB2016優勝 |
所属・クルー | 夜行性POSSE |
NAIKA MCは、晋平太や呂布カルマと同世代で、3人でチームを組んで、バトルイベントに出場するほど親交があります。
私生活では、2012年に一般女性と結婚しており、長男と、長女・次女の3人の子供を持つパパラッパーとして、充実した生活を送っています。
ナイカがラップを始めたキッカケは、友達とカラオケに行った時に、MISIAの曲に合わせてフリースタイルをやったことらしいです。
始めは友達を面白がらせる範囲だったのですが、その噂を聞いた洋服屋のショップ店員が、フリースタイルが出来るなら、クラブでマイクを持たないかと誘ってくれたことで、本格的にラッパーとして活動を始めました。
主なバトルの戦績。ラップスタイルは?
NAIKA MCは、第13回戦極MCバトル 優勝、UMB2016優勝の戦績を持っています。
UMB2016年は、勝っても負けてもラストだと望んだ大会でした。
2回戦で当たったDOTAMA(ドタマ)との試合にて、ナイカは「DOTAMAに負けるなら悔いはない」と感じて、肩の荷が下りたことから、いつも以上の力を発揮できたと語っています。
その試合を勝利したことで、会場でもNAIKA MCを応援する雰囲気が漂い始め、決勝のヤングたかじん(呂布カルマ)との熱戦の末に、UMBタイトルを手に入れました。
NAIKA MCのバトルスタイルは、おしゃべりラップとも言われるような、対話重視のスタイルで、アツいバイブスとデカイ声、会場を味方につけるディベート力で相手を論破します。
このスタイルがハマれば、相手がラップが上手ければ上手いほど、ナイカMCの魅力が引き出され、ラップのスキルでは負けても、試合には勝つことがあります。
ベストバウト
NAIKA MCはアツいバイブスで、対話を重視するので、相手とバチバチの試合になることが多いです。
そんなナイカのベストバウトを紹介します。
戦極MCバトル第10章 vs呂布カルマ
UMB2016の決勝もカードが、ここでも実現していました。
この試合は完全なるスタイルウォーズになりました。
呂布カルマは、NAIKA MCが前の試合で倒したサイプレス上野の衣装を着て登場したことに対して、
「負けたMCの衣羽織る、勝つ気がないように見えるがどうだ」
と、NAIKA MCのスタイルをリリカルにディスります。
NAIKA MCは
「クールにやるなら、ホットにやる、スタイルウォーズで現場叩き出す」
とあくまで自分のスタイルを崩さないで、勝負しました。
完全に評価が別れたバトルでしたが、NAIKA MCが勝利しました。
UMB2016 vs DOTAMA
同じ北関東のMCで盟友であるDOTAMAとの一戦です。
DOTAMAはワンバース目から、ダンジョンモンスターに抜擢されて、仕事・金・PROPSを手にしたが、UMBのタイトルだけはもらっていないとアツいバイブスで叫びます。
対するNAIKA MCも、仕事も金もPROPSも手に入れていない俺の方が、UMBのタイトルを渇望していると発言し、会場を盛り上げました。
また、DOTAMAがTVCMに出ていることに対して、素直に羨ましいと発言するなど、NAIKAらしさを出して勝利しました。
NAIKA MC(ナイカエムシー)の楽曲
NAIKA MCは、バトルとは違って、ブルースのような語り口でラップをするので、違った魅力を感じられます。
そんなNAIKA MCの楽曲を紹介します。
雨と風
爽やかかつゴージャスなビートに、90‘sを感じるNAIKAのラップが映えていますね。
「いつか晴れた日にまた会いたいね その時は呑もう」
友人に向けたリリックが感動的です。
花に嵐
シンプルかつ渋いビートの上に、NAIKA MCのクールなラップがマッチしています。
バトルとは真逆と言っていいスタイルですが、こっちのナイカもカッコいいですね。
まとめ
NAIKA MC(ナイカエムシー)は、対話というスタイルを極めてUMBチャンピオンまでなったMCです。
音源では、真逆とも言えるスタイルを見れるので、ぜひチェックしてみて下さい。