MCバトルが好きなアナタは、ラッパーのKZ (ケージー)を知っていますか?
R指定やpekoなどがいる梅田サイファー出身のMCで、大阪を拠点として活躍しているラッパーです。
UMB2018では、リスペクトを込めて相手を倒す、オリジナルなスタイルで大会を盛り上げたMCですね。
UMB2019でも、活躍が期待できますね。
今回はそんなKZについて紹介します。
目次
掌幻 (しょうげん)のプロフィール
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 31歳(現在2019/12/28) |
出身 | 大阪府 |
バトル戦績 | UMB2018 BEST8 |
所属 | 梅田サイファー |
KZは梅田サイファー出身で、大阪をレペゼンするラッパーです。
2008年頃からバトルにUMBなどのバトルに出始めて、R指定やKOPERU、peko、KBD、ふぁんく、などとともに梅田サイファーの実力を全国に轟かせました。
KZは、MC達が商品として消耗されているような感覚から、現在のバトル・ブームには懐疑的のようです。
その気持ちもあって、2014年 R指定の大阪予選5連覇、UMB3連覇を節目として、KZはバトルから足を遠ざけていました。
しかし、大阪若手の勢い、KBDやふぁんくなどの梅田サイファーの仲間たちがまだ戦っている姿を間近で見て、バトルに復帰。
UMB2018大阪予選では、ふぁんくとの決勝戦に勝ち、見事優勝しました。
年末の本戦でも、無理に相手をディスること無いオリジナルなスタイルで結果を残しました。
主なバトルの戦績
KZは、
- 戦極MC バトル第12章 準優勝
- UMB 2018 BEST8
- UMB 2019 大阪予選 優勝
の戦績を持っています。
UMB 2019の本戦にも出場が決まっていて、活躍が期待されています。
KZのバトルスタイルは、大阪ならではの韻を踏むスタイルではなく、相手との対話から矛盾点を指摘する、ディベートタイプです。
KZ自身も、「大阪には、自分よりもラップが上手くて・バトルが強いラッパーが腐るほどいる」と語っており、自分の弱さを認めた上で、相手との対話をする姿勢が、お客さんの心を掴むのではないでしょうか。
ベストバウト
そんなKZのベストバウトを紹介します。
戦極MC バトル 第11章 vs Rude-α
高校生ラップ選手権で活躍し、メジャーシーンでも活躍するRude-α(ルードアルファ)との対戦です。
Rude-α(ルードアルファ)は、
「燃やすぜネタ帳を、首切るlike a、出刃包丁」
「相手がドイケン、そのあとKZ、どうせなら、R(指定)とやらせろよ!!」
KZ相手ではモノ足りないと、発言します。
KZ(ケージー)は、
「高校生ラップって最初からビート分かってて、ネタ組んでるらしいやん」
「コイツの出刃包丁なんか知らんけど全部、デマ情報やで」
高校生ラップ選手権の裏話を出して、強烈なディスを吐きます。
結果は、KZの勝利。
UMB2018 大阪予選 vsふぁんく
梅田サイファーの盟友である、ふぁんくとの対戦です。
土曜の歩道橋でのサイファーが、大阪予選の決勝で実現しました。
ふぁんくは、
「ここで梅田最強の説が、真実味を帯びてきた、夢じゃないぞ」
「何試合やっても俺がサヨナラホーマー、止めとけよRの後釜王者」
「おもろいのも、ふざけるのも、カッコいいのも。全部俺ら(梅田サイファー)やから」
と、スキルフルかつ、バラエティに富んだ面白い韻を踏みます。
対するKZも、
「若手よく見とけコレが梅田じゃ」
「Rに負けたのが5回裏、K-razyに負けたのが6回裏、やっと回ってきた9回裏満塁、今宵はそろそろ頂きます俺様」
と、熱いバイブスで対抗します。
判定の前に観客席からは拍手喝采となるベストバウトでした。
KZ(ケージ-)の楽曲
KZはソロアルバムを1年に2枚出すほど、勢力的に音源活動をしています。
今回はそんなKZの楽曲を紹介します。
昼間の月が薄れていく
爽やかでメロウなビートに、KZの詩的なリリックがハマっています。
怖いのは年取る事じゃなく
それ言い訳にとどまることなはず
等身大の歌詞が突き刺さる楽曲です。
ダンスは続いていく
シンプルで透き通っているビートに、KZの実直なラップが乗っている曲です。
夜の帰り道にに聞きたくなる楽曲ですね。
まとめ
KZ(ケージー)は梅田サイファー出身で音源制作に力を入れているラッパーです。
唯一無二のバトルスタイルなので、UMBでもカマしてくれることを期待します。