アナタは高校生ラップ選手権が好きですか?
2012年7月にスカパーのスタジオから始まった大会は、多くのビッグステージでも開催されるまでに成長し、数多くのスターを生み出しましたね。
今回は、そんな高校生ラップ選手権の出場者をまとめて見ようと思います。
また、出場者の中から、注目のラッパーをピックアップします。
という驚きもあるので、ぜひチェックしてみてください
目次
第11回高校生ラップ選手権:2017年3月30日
出場者(赤字が優勝者)
- Core-Boy(現:Novel Core)
- Luiz(現:Luiz Alves)
- ミメイ
- HYDO a.k.a Lii Ache
- 夢句
- Hardy
- Authority
- NoZu
- 4stump
- SHABAZ
- T.T.K
- 9for
- MOGURA
- G-HOPE
- MC 鋼
- W1NG
9for(ナインフォー)

初出場で、初優勝を果たした9for(ナインフォー)
ラップスキルもトップクラスですが、特筆すべきは、そのトンチの効いたアンサー
ミメイやMOGURAとの対戦でも、その頭の回転の速さを見せつけました。
また、高校生ラップ選手権出場後にも、数多くのMCバトルに参戦して、スキルを磨いています。
フロウスキルとビートアプローチは全ラッパーでもトップクラスに成長しましたね。
Core-Boy(現:Novel Core)

こちらも初出場で、インパクトを残したCore-Boy
聞き取りやすい発音の良いラップと、抜群のビートアプローチで会場を沸かせました。
また、ビッグマウスで相手を挑発するなど、ラッパーらしいアティチュードがカッコいいですよね。
Authority(アウソリティー)

今や最強ラッパーの1人となっている、Authority(アウソリティー)
実は高校生ラップ選手権にも出場していたんです。
Luizに負け、1回戦で敗退しましたが、得意の押韻で会場を沸かせていましたね。
第12回高校生ラップ選手権:2017年8月17日
出場者(赤字が優勝者)
- よんろく
- MOGURA
- CESIA
- KIKI
- Core-Boy(現:Novel Core)
- Luiz Alves
- G-HOPE
- NOMAN
- はまぞう(現:hMz)
- Red eye
- JB(現:JosephBlackwell)
- いそじん(LITO STILLFIGHT)
- TERU
- だーひー
- Spada
- Hardy
Red eye

最もインパクトを残したMCであるRED EYE(レッドアイ)
特徴的なハイトーンボイスと、ノリの良いレゲエフロウで会場の空気を掌握しました。
TERUとの延長戦では、体力の豊富さも見せつけてBEST4まで勝ち上がりましたね。
TERU

確実に本大会で、最もバトルが強かったTERU(テル)
ただし、強いだけでは優勝できないのが、高校生ラップ選手権の難しい所。
レッドアイとの対戦では、押韻スキル高さを発揮しましたが、会場を味方につけれなかったことが敗因となりましたね。
JB(現:JosephBlackwell)

ラップスタア誕生で大活躍したJB
JBも高校生ラップ選手権に出場していました。
フリースタイルバトルでも、日本人離れしたフロウとビートアプローチをカマして、レッドアイとも延長に及ぶ、熱戦を繰り広げましたね。
音源でも羽ばたいていくラッパーの登竜門となっていることが、高校生ラップ選手権の面白いところです。
第13回高校生ラップ選手権:2018年3月17日
出場者(赤字が優勝者)
- Red Eye
- FXER
- U-mallow
- Kai-Tone
- 風立
- コウキa.k.a.仏
- はまぞう(現:hMz)
- $ph1N
- 達磨
- HARDY
- 阿修羅
- Luiz Alvis
- 十六夜
- T-swagg
- LITO(LITO STILLFIGHT)
- G-HOPE
HARDY(ハーディー)

惜しくも準優勝に終わったHARDY
しかし、この大会で、輝きを放ったことは確かですね。
高校生ラップ選手権では珍しく、韻ではなく、フロウやビートアプローチで会場を盛り上げられるラッパーなだけに目立っていました。
ぶっちゃけ、G-HOPEが優勝したのには納得がいっていないので、この大会でHARDYが優勝してほしかったですね。
U-mallow

達磨との対戦が、感動を生んだu-mallow(ユーマロ)
この大会では、普段の実力を発揮できていなかった印象ですが、持ち味は出せたのかなぁ、とは感じましたね。
実力を発揮していれば、優勝してもおかしくないスキルとワードセンスを持っていたので、残念ではありましたね…。
$ph1N(ドルフィン)
個人的に、最もラップが上手いと思った$ph1N(ドルフィン)
LITOと対戦したときの、「Cho Wavy De Gomenne」のビートに、
「爽やかだけどBoujee、”さわやか”あるの富士!」
とハメてきたのには、ぶっ飛びましたね。
レペゼンしている静岡県のソウルフード「さわやか」のハンバーグをかけたリリックはクソDOPEでした。
第14回高校生ラップ選手権:2018年8月31日
出場者(赤字が優勝者)
- Red eye
- 空音
- 藤Koos(現:八咫烏)
- MCリトル
- 十六夜
- RAGA
- Kai-Tone
- Ono-D
- yuto
- journey
- LITO STILLFIGHT
- hot pepper
- Loco
- Rabbit
- hMz
- HARDY
藤Koos(現:八咫烏)

高校生ラップ選手権出場前に、すでに人気を得ていた藤Koos
その実力を遺憾なく発揮しましたね。
空音戦での「Wussup!高ラ!待ちくたびれたぜ!」
というラインは、藤Koosの代名詞となりましたね。
Ono-D
藤Koosと同じく、出場前から人気ラッパーだったOno-D
高校生離れしたフロウスキルと、独創的なアティチュードで会場の空気を持っていきましたね。
特に、yuto戦の2バース目で、ステージを降りて、デューラグを上に投げるパフォーマンスがカッコよかったですね。
空音
音源でも注目されている、空音
正直、高校生ラップ選手権では、カマせていませんでしたが、音源が最高なので、ピックアップしました。
オススメの楽曲を紹介させていただきます。
第15回高校生ラップ選手権:2019年4月3日
出場者(赤字が優勝者)
- Novel Core
- 韻マン
- hMz
- FAMOU$
- MCリトル
- 無欲
- 藤KooS(現:八咫烏)
- Lil bei
- ZERO-CORE
- 我琉
- Loco Frankkiss
- LEM
- ベル
- MOGURA
- 百足
- HARDY
百足(むかで)

ラップ選手権出場が待望されていた百足
期待通りの試合運びで、優勝しましたね。
ここまで期待をされてしまっていては、相当なプレッシャーではあったと思いますが、その壁を超えたのは、メンタルの強さも凄いです。
人気・実力・ルックスなど、売れる要素を兼ね備えているので、今後の活躍も期待ですね。
韻マン

その名の通り、押韻のスペシャリスト、韻マン
今までにないスタイルで、審査員を務めていたR指定も驚かせていましたね。
百足との対戦では、心配されていたアンサー力も発揮して、互角の勝負をしました。
ベル

ただのヤンキーにしか見えない、ベル
正直、めちゃくちゃスベって帰るだけだと思っていましたが、まさかのHARDYに勝利。
韻マンとのいい勝負をしましたね。
ナメててゴメンな、ベル
第16回高校生ラップ選手権:2019年7月24日
出場者(赤字が優勝者)
- G-HOPE
- いろは
- S-kaine
- Novel Core
- ZAP
- 韻マン
- 百足
- 龍鬼
- Red Eye
- C’stle
- Role me
- 八咫烏
- ベル
- RAGA
- 9for
- HARDY
Red Eye

優勝経験がなかったRed Eyeですが、この大会では圧倒的なカリスマ性で勝利しましたね。
他にも人気MCが多数出場していましたが、一番オーラを放っていました。
バトルよりも音源で輝くタイプだと思うので、今後の活躍も期待ですね。
Novel Core

正直、人気が下火になっていたNovel Coreも、この大会で昔の輝きを取り戻しましたね。
やはり、発声と滑舌の良さ、ビートアプローチは頭一つ飛び抜けていたので、会場が盛り上がるラップをしていました。
バトルでの復調やメディア露出で、再評価されているので、さらなる飛躍を期待しましょう。
S-kaine

現役高校生ラッパーで唯一インパクトを残した、S-kaine
高校生とは思えない、DOPEなラップスタイルで、審査員を唸らせました。
オリジナルスタイルかつ、ど真ん中なHIPHOP表現しているので、逆に新しいスタートなれるのではないでしょうか。
まとめ:全盛期の勢いがない印象。ニュースターの誕生が期待される。
ぼくが懐古厨なだけかも知れませんが、最近の高校生ラップ選手権では、全盛期ほどの勢いを感じられていません。
T-PablowやMCニガリのような、高校生ラップ選手権を代表するラップスターが誕生してくれれば、また新しいブームとなるのではないでしょうか。
ニュースターの登場を期待していましょう!!