MCバトルが好きなアナタは、ラッパーのHI-KING TAKASE (ハイキング タカセ)を知っていますか?
2008年からシーンに頭角を現していましたが、沈黙の帰還も長かったラッパーです。
久々に表舞台に現れたKOK2015ではBEST4に進出し、KOK2019も本戦出場が決まっている要注目MCです。
今回は、そんなHI-KING TAKASE (ハイキング タカセ)を紹介します。
目次
HI-KING TAKASE (ハイキング タカセ)のプロフィール
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 35歳(現在 2020/01/10) |
出身 | 奈良県 |
バトル戦績 | KOK2015 BEST4 |
所属 | starplayers RECORDS |
HI-KING TAKASE (ハイキング タカセ)は奈良県出身で、THE CARNIVAL 2008 RAP FREESTYLE BATTLE 優勝し、早くから活躍してるラッパーです。
ラップを始めたきっかけは、RHYMESTERの「リスペクト」を聞いて、雷に打たれた感覚になってハマったようです。
そして、RHYMESTERも所属する「starplayers RECORDS」から、アルバムを出しており、DJ JINともコラボしています。
しかし、アルバム作成までに10年近く要しており、その期間は作品へのプレッシャーなど、精神的に厳しい状況のときもあったようです。
そこで、奈良から大阪に拠点を移したり、出ていなかったバトルも復帰したりと、自分を見つめ直して、アルバムを作成していったようです。
TAKASEは、バトルに出るだけのスタンスのMCを批判しており、音源と両立してこそラッパーだと語っていました。
主なバトルの戦績
HI-KING TAKASE (ハイキング タカセ)の戦績は、
- THE CARNIVAL 2008 RAP FREESTYLE BATTLE 優勝
- KOK2015 BEST4
早くから結果を出していて、シーンに名前を売っていました。
KOK2015では、久しぶりの大舞台のバトルで、数多くの強豪MCを倒してBEST4まで進出しました。
TAKESEのバトルスタイルは、ユーモアあるワードセンスとリズム感、何より聞き取りやすいラップをするので、観客に伝わりやすいパフォーマンスが魅力的ですね。
緊張しいの性格らしいので、大舞台ではエンジンかかるのに時間がかかるみたいですが、KOK2019では気合い充分なので、ブチかましてほしいですね。
ベストバウト
そんなTAKASEのベストバウトを紹介します。
KOK2015 vs K-razy(クレイジー)
大阪の若手実力派、K-razy(クレイジー)との対戦です。
K-razy(クレイジー)は、
「相手、ハイキング、あんたが培ったPROPS奪い取る、バイキング」
「惨めな負け方しても、泣かねぇ、人間の人生は80年、儚ぇ、そういう言葉は、吐かねぇ、俺の体は鋼(はがね)」
見事なライミングで会場を盛り上げます。
TAKASEは、
「メロディもフロウも何もないから、アンモナイトみたいに古いスタイル」
「立派な、墓石、立ててやる、ほんで消しとく、戸籍、ないぜ、個性」
「フロム奈良県から大阪、今日はなってやる、(王様)、言えよボケ」
TAKASEオリジナルなフロウと譜割りでラップをしつつも、途中でK-razyにマイクを向けてライム読みをさせようとするトリッキーなステージングでも会場を沸かせました。
KOK2016 vs ミメイ
高校生ラップ選手権でも活躍したミメイとの対戦です。
TAKASEは、
「お陀仏、念仏唱える俺は、まるで奈良出身、大仏」
「帰りにやるぜ電車賃、低すぎるラップの偏差値、験担ぎ(げんかつぎ)、俺は現場主義」
固い韻でありながらも、ユーモアあるリリックで盛り上げます。
ミメイは、
「偏差値30、前回チャンプ」
「ヘルタースケルター、もしくはエンターテイナー」
と上手さを見せますが、会場を上げられず。
勝者は、TAKASE
HI-KING TAKASE (ハイキング タカセ)の楽曲
そんなTAKASEの楽曲を紹介します。
走って掴んだマイクで上げる
アップテンポでノリ良いビートに、TAKASEの聞き取りやすいラップがハマっています。
ハイテンポな曲でユニークなライミングをカマしているのは、珍しいですね。
SORA (prod.by Cosaqu)
テクニカルだけど透き通ったビートに、TAKASEのラップがマッチしてますね。
PVの構成も面白いのでチェックしてみてください。
まとめ
HI-KING TAKASE (ハイキング タカセ)は、奈良を代表するフリースタイラーでありアーティストです。
ユニークかつテクニカルなラップをするので、KOK2019も期待ですね。