高校生ラップ選手権が好きなアナタは、ラッパーのHARDY (ハーディー)を知っていますか?
高校生ラップ選手権に6大会連続で出場していて、第14回大会では優勝した人気ラッパーです。
今回は、そんなHARDYを紹介します。
目次
HARDY (ハーディー)のプロフィール
本名 | 松田隼人(まつだはやと) |
---|---|
年齢 | 19歳(現在2019/12/26) |
出身 | 大阪府西成区 |
バトル戦績 | 第14回高校生ラップ選手権 優勝 |
所属 | – |
HARDYは2000年生まれのラッパーで、通称、00(ゼロゼロ)世代の一員です。
主な00世代のメンバーは、Ono-D、藤Koos 、韻マン、百足、Core-Boyなど、豪華なMCが揃っています。
また、HARDY(ハーディー)の名前の由来は、アメリカ出身のプロレスラー、「ジェフ・ハーディー」から取ったと、自身のTwitterで語っていました。
そんなHARDYは、高校を1年生の時に退学しており、理由としては、友達の悪事に巻き込まれる形で謹慎になったのにも関わらず、主犯の友達は課題を提出したことによって、数日の謹慎で済んだことが、腑に落ちなくて、学校という場所に不信感を抱いたようです。
また、みんなと同じことをするように教えられる学校教育全体にも疑問を持っていたようなので、HARDYは、自分の考えをしっかり持って、発言できる思考を持っているようですね。
主なバトルの戦績
HARDYは、
- 第14回高校生ラップ選手権 優勝
- 戦極MCBATTLE第16章 BEST8
の戦績を持っています。
高校生ラップ選手権には、第11回~16回まで連続で6回連続出場しており、番組には欠かせない、人気ラッパーとなっていましたね。
そんなハーディーのバトルの特徴は、若手ラッパーとは思えないビートアプローチとワードセンスではないでしょうか。
第11回大会から、そのスキルの高さを発揮していましたが、誤解を恐れないで言うと、高校生ラップ選手権の客層とはマッチしない玄人なラップだった印象です。
G-HOPE戦での「韻にレスポンスする、ティーンエイジャー」のリリックは、自身のラップよりもG-HOPEの韻に反応する会場に対してのラップだったと感じています。
ベストバウト
そんなHARDYのベストバウトを紹介します。
戦極MCバトル 第16章vs TK da黒ぶち
フリースタイルダンジョン3代目モンスターとしてお馴染みのTK da黒ぶちとの対戦です。
TKは、
「火つけろよ、気ぃつけろよマイクの使い方!」
「ケンドリック、3本、残るのは中指」
TKならではのフロウとワードセンスで会場を沸かせます。
HARDYは、
「ナイトフライト、最近の若手は、意外と怖いぞ」
「こういうちょっとBPM早めのやつに、早く乗せ…てるだけで、俺はゆっ…くりと乗せないと意味がない」
オリジナルなフロウと、独特の譜割りでグルーブを作り出しました。
結果は、HARDYの勝利。
HARDYはBEST8まで登ったこの大会で、全国に実力を証明しました。
口喧嘩祭×KOK vs 早雲(そううん)
京都レペゼンで、UMBでもBEST4の経験を持つ、早雲との対戦です。
HARDYは、数多くの強豪MCが出場した、KOK2019への出場権もかかったこの大会の決勝戦に駒を進めました。
早雲は、
「決勝戦個のカードじゃ物足りない。梵頭さんとやりたかった」
HADRYのことが眼中にないと発言
HARDYは、
「あんたが似合うのは、口喧嘩じゃなくて、口達者」
大会名と、決勝でブレーキが掛かった早雲への核心をついたディスを吐きます。
結果は、HARDYの優勝。
KOK本戦のチケットを手に入れたので、大会に期待ですね。
KOKでは若手ラッパーがカマせていないので、頑張って欲しいです。
HARDY (ハーディー)の楽曲
HARDYはLINE RECORDSから楽曲を出していて、若手の中でも期待されているラッパーです。
そんなHARDYの楽曲を紹介します。
ARE YOU READY
Mitsu the Beatsのビートに、HARDYの等身大のリリックを乗せた楽曲です。
同じ大阪のWILLYWNKA(ウィリー・ウォンカ)を彷彿とさせるラップをしています。
Normal Day
落ち着いたオシャレなビートに、ハーディーのオールドなラップがハマっています。
単調とも感じるフロウですが、聞けば聞くほど、耳に馴染む、良いラップをしますね。
まとめ
HARDY(ハーディー)は、高校生ラップ選手権を優勝した期待の若手ラッパーです。
しかし、KOK本戦に2年連続で出場を決めるなど、すでに若手の枠を超えた実力を発揮しています。
音源もイケているので、さらなる活躍を期待です。