バトルが好きなアナタ、ラッパーのGADORO(ガドロ)を知っていますか?
KOK2連覇の実績を持ち、フリースタイルダンジョンでもその実力を発揮したMCです。
今回はそんなGADORO(ガドロ)について紹介します
目次
GADORO(ガドロ)のプロフィール
本名 | 調査中 |
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年齢 | 29歳 (現在2019/12/15) |
出身 | 宮崎県高鍋町 |
バトル戦績 | KOK 2016・2017優勝 |
所属 | コロンビアレコード |
GADOROの名前の由来は、
GADOROというMCネームの由来については、「〈我は泥臭い〉っていう意味でGADOROにしたって周りには言ってるっすけど、実際はそんなこと全然なくて、ただの語呂で。急に思いついたっすね、ホントに」と語っている
自らを泥臭いと表現しているところにGADOROの音楽性とも通ずる点がありますね。
そんな、GADOROは高校2年生の時に、般若に憧れてラップを始めました。
その後にラップをしている所を宮崎のイベントの主催者にスカウトされ、レギュラーアーティストとして活動を開始します。
その後は、UMB2014出場やKOKの連覇などでその名を全国に届けました。
KOKの2連覇後は、バトルからの引退を表明して、楽曲制作に力を入れているようですね。
GADOROは人見知りで、初対面の人と喋ることが苦手なようで、KOK優勝後のライジを出演を断ったというエピソードもあります。
主なバトルの戦績。ラップスタイルは?
GADORO(ガドロ)は、KOK2016/2017優勝、戦極MCバトル第15章優勝といった戦績を持っています。
GADOROを一躍有名にしたのは、UMB2013宮崎予選決勝のmol53戦です。
決勝までは、真骨頂である押韻を武器に充当に勝ち上がってきましたが、決勝戦では、mol53のディスに頭に血が上ったのか、ブチギレて冷静にラップを出来ずに敗退してしまいました。
その頃のGADOROへの認識は、「mol53にブチギレた人」でしたね。
しかし、2016/2017のKOK連覇でその評価をひっくり返しました。
2017の決勝では、宿敵であるmol53にリベンジを果たしての優勝となったことで、過去の汚名を完全に返上したでしょう。
ベストバウト
そんなGADOROのベストバウトを紹介します。
ADRENALINE 2016 vs 輪入道(わにゅどう)
千葉レペゼンの2代目モンスター輪入道との一戦です。
両者ともに相手のことをリスペクトしつつも、バチバチのバトルとなりました。
GADOROは特技の押韻を押さえても対話重視で、輪入道の土俵で戦います。
輪入道の楽曲に食らわされたことや、自らの家庭環境の話などを、輪入道に真っ直ぐぶつけました。
対する輪入道も、早口ながらも内容がこもったライムで、GADOROの対話に応じました。
結果は司会も悩みながらも輪入道の勝利。
KOK2015 九州予選 vs ホロンバイム
長崎をレペゼンするMC、ホロンバイムとの一戦です。
本予選はレバルが高い九州でおこなわれましたが、審査員HIDADDYも思わず、「誰がGADOROを止めるのか」と感じてしまうほどに、その日はGADOROの独壇場でした。
ホロンバイムはバイブス高いラップで、「俺は、シラフで酔っ払った」とライムを吐きます。
GADOROはそのライムを拾って、
「酔っぱらい、だけに、容赦ない、お前勝つのは、今日じゃない、コイツより俺のが、フロウヤバい」
と瞬間的にかつリズミカルに鮮やかなアンサーを返していて、実力を見せつけました。
結果はGADOROの勝利。
GADORO(ガドロ)の楽曲
GADOROの楽曲は、自分自身の弱い部分をまっすぐ表現しているため、勇気づけられる内容です。
大きく見せるのではなく、等身大の自分を見せているので、心を打たれる人も多いのではないでしょうか。
クズ
GADORO自身の「あえて自分のダサさを表現する」、という言葉がピッタリの曲です。
切なく悲しげなビートに、GADOROの真っ直ぐすぎる歌詞が突き刺さる一曲ですね。
自分の人生こんなものか?と感じている人には聞いて欲しいです。
元気が出ますよ。
三日月
不器用な男の彼女への思いを、GADORO自身の経験を元に綴った曲です。
ありきたりなラブソングではなく、GADOROならではの愛の歌になっています。
まとめ
GADORO(ガドロ)は、自分の弱さをすべてさらけ出して表現するラッパーです。
そんな彼の楽曲だからこそ、恵まれない環境にいる人の背中を押してくれますよね。
GADOROのバトルスタイルは唯一無二なので、バトルイベント引退は悲しいですが、音源でも勇気をくれるので、活躍に期待しましょう。