YouTubeでバトル動画を見ている、そこのアナタ、藤Koos(フジコース)を知っていますか?
藤Koos(フジコース)は第14回高校生ラップ選手権に出場し、高校生離れしたフロウとビートアプローチで、好成績を出し、一躍人気ラッパーになりました。
今回はそんな、藤Koosの紹介をしていきたいと思います。
目次
【追記】ハイスクールダンジョンラスボスに抜擢!
Fuma no KTR(藤Koos/フジコース)がハイスクールダンジョンラスボスに抜擢されました!
若手ラッパーの中では、ビートアプローチとフロウが抜群で、スキルフルなMCだと思います。
ただ、正直、ハイスクールダンジョンラスボスの抜擢は驚きました。
バトルに特化したMCではないので、ラスボスの重圧をバネに成長して、音源でも成功してほしいですね。
ハイスクールダンジョンは、AbemaTVで配信されるので、この機会に登録してみては!?
藤Koos(フジコース)とは?結婚して子供もいる?
藤Koos(フジコース)は2000年生まれ大阪出身で、第14回高校生ラップ選手権 BEST4、第15回高校生ラップ選手権 準優勝の成績を持つラッパーです。
現在は、Fuma no KTR(フーマノコタロウ)に改名して活動をしています。
2000年生まれのラッパーは00世代と呼ばれ、バトルMCの黄金世代として各大会で活躍しています。
主な00世代のメンバーは、Ono-D、百足、韻マン、HARDY、Core-Boyなど、豪華なMCが揃っています。
また、藤Koosには、3歳年上の妻と子供がいます。
奥さんは、もともと藤Koosのファンだったことから交際に発展したようで、出産後は奥さんの地元である北海道に引っ越して住んでいるようです。
主なバトルの戦績。バトルは引退したの?
藤Koos(フジコース)は、第14回高校生ラップ選手権 BEST4、第15回高校生ラップ選手権 準優勝、凱旋MC バトル 2018 東西選抜 BEST4などの戦績を持っています。
特に第15回大会決勝の百足(むかで)との対戦では、普段から親交のある両者の対戦が、大舞台の決勝で実現したことが、ドラマチックで印象深いバトルです。
藤Koos(フジコース)のラップの特徴は、口喧嘩よりも音楽性重視で、フロウの多彩さとビートアプローチの巧みさで、対戦相手を上回り、試合に勝つイメージです。
藤Koos(フジコース)は、凱旋MCバトル 春の陣での百足(むかで)との対戦で、バトル引退を宣言しました。
しかし、その際に「藤Koosはバトル引退します。藤Koos(フジコース)は!」と強調していたこともあり、ラップはやめないと発言していました。
その数カ月後の第16回高校生ラップ選手権で「八咫烏(やたがらす)」に改名して出場しました。
藤Koosとしてはバトルを引退し、八咫烏として新たなスタートを切ったと考えていいでしょう。
ただし、バトルよりも音源に力を入れるようなので、今までよりはバトルイベントでその姿をみることができなくなるでしょう。
ベストバウト
そんな藤Koosのベストバウトを紹介します。
凱旋MCバトル 春の陣 vs 百足
同じ00世代で、プライベートでも仲の良いとのバトルです。
上述した第15回高校生ラップ選手権の決勝と同カードが、この日の初戦で行われました。
藤Koosはワンバース目で、「SANTA・LEON ばっか サンプリングしてる奴が autotune で曲作るまじで what the fxxxxxxx」、とリズミカルにビートに乗りつつも、百足(むかで)の音源に対して強烈なディスを吐ます。
対する百足も、「スキルが急降下、おまたせ俺、選手権優勝者」と会場が盛り上がるラインを吐きました。
また、この試合でバトルの第一線から退くと宣言していた、藤Koosに対して、「俺たちいつまでも、マイメン」と感動するリリックで締めました。
結果は百足の勝利でしたが、感動的なバトルでした。
戦極CrossoverⅢ vs キョンス
同じ関西、京都出身の強豪MC、キョンスとの対戦です。
ビートはDJゆの、のアップテンポで乗り方が難しいビートでした。
難しいビートながらも藤Koosは、
「俺もいつも想定の範囲内 俺オリジナルスタンスいつもガンギマリ」
とキョンスが言った「想定の範囲内」のラインを引用して巧みなアンサーをします。
対するキョンスは、
「おんなじことやっても無駄無駄、いつまでたっても中身がスカスカ」
と、藤KoosがUSフロウを得意としていることを逆手に取って、「skrr,skrr」と「スカスカ」をかけたディスで会場を盛り上げます。
結果はキョンスの勝利になりましたが、確実に本大会のベストバウトでした。
藤Koos(フジコース)の楽曲
藤Koosは楽曲制作にも力を入れているの、バトルと違った一面を見ることが出来ます。
今回は、そんな藤Koosの楽曲を紹介します。
音源は現在の名前のFuma no KTR(フーマノコタロウ)で出しております。
Heartbreak
悲しげなビートと、藤KoosのUSフロウがマッチしている楽曲です。
独特な映像美と、耳に残るHOOKがクセになりますね。
American Baby
ユニークな歌詞が特徴的な曲です。
You Tubeのコメント欄では、USラッパー「Ski Mask」のパクリではないかとの批判もありました。
確認してみたところ、PVの類似点はオマージュかと考えられ、ラップに関しては藤Koosオリジナルな印象でした。
流行りのUSラップに影響を受けることはあると思いますが、それを自身のスタイルに昇華している途中だと思うので、今後の音源に期待ですね。
まとめ
藤Koos(フジコース)は00世代を代表するラッパーであり、家庭を支えている父親でもあります。
改名後は、バトルイベントの出場は減りましたが、今後の音源の活躍に期待しましょう。