MCバトルが好きなアナタや、フリースタイルダンジョンで興味を持った、そこのアナタは、FORK(フォーク)という名前を知っているでしょう。
この記事では、FORKがどんな人物なのか、過去のMCバトルの実績や、楽曲を紹介したいと思います。
目次
FORK(フォーク)とは?ラップの特徴は?
FORK(フォーク)は1980年生まれの横浜レペゼンで、UMB2006優勝の実績を持ち、フリースタイルダンジョン2・3代目モンスターで、ICE BAHN(アイスバーン)というHIPHOPグループのクルーでもあるMCです。
彼のバトルの特徴は、押韻主義と呼ばれる、見事なライミングと、韻を踏みながらも相手との対話も出来る確かなスキルです。
また、ただ単に数を追った押韻でなく、韻を厳選したワードセンスも光ります。
主なバトルの戦績
FORK(フォーク)はUMB2006優勝、ENTER MC BATTLE 2013.11 準優勝の戦績を誇っています。
UMB2006優勝以来、長らくバトルの第一線からは遠ざかっていましたが、2017年にフリースタイルダンジョンの2代目モンスターとして復活しています。
ブランクがあったため、現役MCとのバトルは心配されていましたが、そんな声を一瞬でかき消すほどに、ハイレベルなフリースタイルを見せてくれました。
定番だった4・8小節目に固く韻を落としていくスタイルではなく、意味を通しながらも、さり気なく踏んでいく押韻に、FORK(フォーク)のオリジナリティを感じました。
ベストバウトは?
フリースタイルダンジョン vs MC KUREI
FORKに憧れを持つ、若手MCとの一戦です。
この試合で、MC KUREIは憧れの人が相手だからか、バイブスは満タンだが、空回りしてしまっている印象でした。
そこでFORKはクールに、「ここで踏みましたみたいなフロウはやめろ、下品だ」というパンチラインを出して勝利します。
UMB 2006 vsHIDADDY
大阪の押韻師のHIDADDYとの一戦です。
2人の試合は、押韻合戦となります。踏みまくって気持ち悪いくらいです(笑)
しかも、ネタではなく、相手の言った言葉を拾いつつ、拾ったワードで連想しながら、韻を踏んでいくのは、もはや神業です。
HIDADDYが言った、
「フォークの横は、マイクじゃなくてナイフだろ」
に対して、
「手振るバカに、分からしてやる、テーブルマナー」
のアンサーは鳥肌モノです。
所属するICE BAHN(アイスバーン)の楽曲は?
そんなFORK(フォーク)が所属するICE BAHN(アイスバーン)の楽曲を紹介します。
音源でもガチガチに韻を踏んでいるので、リリックに注目してみて下さい。
越冬
シンプルなビートの上で、これでもかくらいに韻を踏んでいる楽曲です。
まじで100個以上は韻踏んでいるんじゃないですかね(笑)
LEGACY
無骨でカッコいいビートが特徴的な曲です。
曲名の通り、ICE BAHN(アイスバーン)のレガシーなスキルを魅せてくれる一曲です。
まとめ
FORKは3代目モンスターとしても活躍しているので、これからのバトルも楽しみです。
また、押韻好きならICE BAHN(アイスバーン)の楽曲もチェックして見て下さい。