フリースタイルダンジョン好きの方なら、ERONE(エローン)というラッパーを知っているでしょう。
先日まで審査員をしていて、KEN THE 390と共に的確な解説をしていました。
(いとうせいこう、LILYには言及しません)
この記事では、審査員から3代目モンスターに選ばれたERONEについて紹介します。
目次
ERONE(エローン)とは?
ERONE(エローン)は1978年生まれの大阪出身で、HIPHOPクルー韻踏合組合(いんふみあいくみあい)のメンバーである。
フリースタイルダンジョンの審査員であり、2019年9月からは、3代目モンスターに選出されました。
審査員の立場から、一転して、モンスターになるのは、バトルの成績によっては、かなりの批判も出てきそうなので、相当な覚悟を持って、就任したのではないでしょうか。
主なバトルの戦績
UMB2009 BEST4、戦極MCバトル第7章 準優勝、KOK2016 BEST16と全国規模の大会で好成績を残しております。
戦極やKOKなど近年のバトル大会でも実績を出しているため、長年トップレベルで戦っている数少ないMCの1人と言えるでしょう。
ERONEのバトルキャリアの節目ともなったのは、ENTER2009のR指定戦です。
当時、高校生だったR指定に客判定で、100対0で完敗したのが、バトルの姿勢に大きな影響を与えたようです。
ベストバウトは?
そんなERONEのベストバウトを2つ紹介します。
UMB2005 vs 漢 a.k.a GAMI
フリースタイルダンジョンでお馴染みの二人は2005年のUMBで対戦していました。
まずは2人の風貌が堅気に見えなくて怖すぎます。。
ERONEは巧みなライミングで韻をつなぎますが、対する漢は、今のバトルスタイルよりも、バイブスが高く、「何がフロム関西、今日俺に負けて完敗、俺が起こすのは犯罪」と単純ではあるが、漢が言うと重みのある言葉で勝利を収めます。
戦極MCバトル第15章 vs 9for
高校生RAP選手権で優勝して、勢いがある若手の9forとの対戦です。
大きな大会は久々のERONEだったので、不利な試合展開が予想されていました。
9forは韻を踏む際に声をあげる熱量や、巧みなフロウでバースを蹴ります。
対するERONEは、久々の戦極とは思えないほど、ガチガチに韻を踏んで、
「ラルフローレン、俺コイツ殴り○す、プロレス、ハルクホーゲン」
「悪いな38(ERONEの年齢)、若いMCに眼中なし」
と固い韻を踏み、勝利しました。
ERONE本人と所属する韻踏合組合の楽曲は?
そんなERONEの楽曲と所属する韻踏合組合の楽曲から、2曲紹介します。
一網打尽
バトルビートでもよく使われています。
第9回高校生ラップ選手権 決勝 Lick-G vs 裂固や、フリースタイルダンジョン peko vs 般若で使われております。
また、RemixではSHINGO★西成、漢 a.k.a GAMI、NORIKIYOと豪華なメンバーが出演しています。
おやすみなさい
落ち着いたビートに、HOOKがレゲエ調で、耳馴染みが良い一曲です。
2009年の楽曲なので、今とはだいぶ見た目も変わっていますよね(笑)
ERONE(エローン)は痩せた?
漢とのバトルや、過去の楽曲を確認すると、今と比べて太っている印象です。
ERONEと自身もTwitterでこう呟いていました(笑)
最近は会う人に「痩せた」「男前」「ダンジョン見てます」しか言われない。そんな太ってたかな?と思って、自分の名前で画像ググったら、顔がとうパンパンすぎて、カミさんに「不潔。吐きそう」と言われたアカがこちらです。
— エローン (@erone121) December 21, 2015
漢やR指定と戦った時のほうが、迫力もあって、ラッパー然している印象ですが、今のほうが男前ではありますよね。
まとめ
審査員からモンスターになったERONE(エローン)が今後、ダンジョンでどのような活躍をしていくのかが注目です。
いままでのスタイルを踏襲しつつも、新しい一面が見られると面白そうです。
ERONEの活躍に期待しましょう。