MCバトルが好きなアナタは、ラッパーのDDS (ディーディーエス)を知っていますか?
UMB2010本戦に出場してから、全国的に知名度が上がって、そのハスキーボイスとストリートを投影したリリックが光っているラッパーです。
音源活動が中心的ですが、バトルでも結果を残していて、KOK2019本戦にも出場するので、活躍が期待でしますね。
今回はそんなDDSの紹介をしていきたいと思います。
目次
DDS (ディーディーエス)のプロフィール
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 35歳(現在 2019/12/31) |
出身 | 沖縄県那覇市 |
バトル戦績 | KOK2018 BEST8 |
所属 | N.E.N |
DDSは沖縄県那覇市を拠点に活動しており、一時期はアメリカ・サンディエゴでも生活していたことから、その経験をラップに落とし込んでいるラッパーです。
また、広島県出身で楽曲やMCバトルでも活躍するラッパーMULBE(ムルベ)と「N.E.N」という2MCのHIPHOPユニットを組んでいます。
2人ともソロアーティストとしてHIPHOPシーンで頭角を現し、有名になった後からの結成だったため、珍しいパターンのデュオかも知れませんね。
そんなDDSは、近年のバトルブームについて、楽曲とバトルを分け隔てる考えではなくて、相乗効果があるものだとポジティブに捉えているため、数多くのバトルに参加しているようです。
主なバトルの戦績
DDSは、
- UMB2010 BEST4
- 戦極MCバトル 第3章 BEST4
- KOK2018 BEST8
の戦績を持っています。
UMB2010では、沖縄のシーンから彗星のごとく現れて、全国的に名前と実力をばらまきました。
DDSのラップスタイルは、ハスキーボイスで奏でられるフロウと、ストリートを投影したリリックが特徴的です。
相方のMULBEからは、バイブスや声の印象が強いが、実はめっちゃテクニカルでリリックの内容やフロウの乗せ方などのラップスキルが他の一線で活躍するラッパーと比べても秀でていると、評しています。
全国大会に出場して活躍はするもののタイトル奪取までは、届かないことが多いので、ぜひ大きな大会でチャンピオンになっているDDSもみてみたいですね。
ベストバウト
そんなDDSのベストバウトを紹介します。
戦極MCバトル第18章 vs百足(むかで)
Zepp DiverCityでおこなわれた、戦極MCバトル第18章で、高校生ラップ選手権でも優勝した百足(むかで)と対戦しました。
百足は、
「集まったぜ音楽鑑賞、盛り上げてやるぜ老若男女」
「少年Aから、頂点へ」
テクニカルなフロウと、聞き取りやすい韻で会場を盛り上げます。
DDSは、
「老若男女?老はいない、ここは男女(なんにょ)、俺たち、何妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)」
百足のラインを引用しながらも、気持ち良いフロウでバースを蹴り、勝利します。
この後に、D.D.SがAbemaTVの音楽番組で百足を招いて、セッションするなど交流が生まれています。
凱旋MCバトル 春ノ陣 vs 智大(ちひろ)
沖縄レペゼンで、プライベートでも仲の良い智大(ちひろ)との対戦です。
遅れてきた智大にツッコミを入れるあたりに仲の良さがにじみ出てますね。
ビートは、MC漢「紫煙」
DDSは、
「MAKI THE MAGICにピースをどうぞ!」
「大黒柱、俺らはメイクマネー、稼ぎ頭、俺の頭(かしら)から出てくる言葉吐き出す」
ビートへのリスペクトと、頭の回転速さを見せつけます。
智大は、
「俺の曲は極論、やっぱ今日も2人は曲を作ろう」
「HEY、兄貴、やばい曲ができちゃうかも知れないなぁ!」
リスペクトをするDDSにはディスではなく、真っ直ぐな気持ちを歌詞にしてビートに乗せました。
同じ九州出身で、楽曲も共作している2人の試合なので、ディスり合いではなくセッションになりました。
DDS (ディーディーエス)の楽曲
DDSはソロでも、MULBEとのユニットN.E.Nでも楽曲制作に力を入れています。
そんなDDSの楽曲を紹介していきます。
TASK FORCE feat. MOL53, BASE, D.D.S
呼煙魔のビートにMOL53、BASEとともに乗っかっています。
ブラックなイメージの強い3人の中でもDDSの渋いラップが光っていますね。
Devil’s tongue
チプルソ、PONY、晋平太といったバトルMCとして名を馳せたラッパー達の楽曲です。
全員が違ったスタイルではありますが、個性が光っていてカッコいいですね。
まとめ
DDS (ディーディーエス)はバトルだけでなく音源でも活躍するラッパーです。
バトルと音源を区別していないので、どちらの活動も還元できているラッパーだと思います。