【じょうの韻踏む時のがなり声はキライだけど、アウソリティーは許せる!】
(分かる人いますかね…?)
気を取り直して、好きなバトルを紹介していこうと思います。
今回紹介するのは、【Authority(アウソリティー) vs CIMA(シーマ) 凱旋MCバトル夏ノ陣2019】
若手とベテランラッパー同士の対戦ですね。
素人目にバースを語ってみますので、間違いがあれば訂正いただけると幸いです。
目次
Authority(アウソリティー)のプロフィール
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 22歳(現在 2019/12/18) |
出身 | 青森県 |
バトル戦績 | UMB2018 準優勝 |
所属 | – |
青森県出身のAuthority(アウソリティー)
最も勢いがある若手ラッパーです。
最近出てきたように感じられますが、高校生ラップ選手権の第11回大会に出場していたり、UMBには2016年から連続出場していたりと、着々と実力をつけてきた苦労人です。
R指定を超える可能性がある数少ないラッパーですね。

バトルMC:CIMA(シーマ)
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 31歳(現在2019/12/13) |
出身 | 兵庫県西宮市 |
バトル戦績 | UMB CIY2017 準優勝 |
所属・クルー | Boil Rhyme(ボイル ライム) |
CIMAはHIDADDYが代表を務める、大阪一二三屋で働いており、関西をレペゼンするラッパーです。
また、2019年には待望の第一子が誕生して、私生活でも乗りに乗っているMCですね。
そんなCIMAのラップの特徴は、熱韻とよばれるアツいバイブスと、アンダーグラウンド純度が高いリリックです。
今回紹介するバトルでも、アングラなリリックが光っているので、要チェックです。

Authority(アウソリティー) vs CIMA(シーマ)/凱旋MCバトル夏ノ陣2019
CIMA(シーマ)とAuthority(アウソリティー)と対戦です。
凱旋MCバトル春の陣で優勝して、大本命だったCIMAと乗りに乗っているアウソリティーとの対戦でした。
バース1:CIMA(シーマ)
CIMA(シーマ)は、
「BOIL、これライブで放火済み、優勝を持って帰るローカルに」
クルーである「Boil Rhyme(ボイル ライム)」のライブで会場を盛り上げ済みで、バトルでも2連覇して、優勝を地元に持って帰るという覚悟が見えます。
バース1:Authority(アウソリティー)
対するアウソリティーは、
「でも2018、豊作の年、俺も上げる地方、ローカルの狼煙」
アンサーを返しながらも、2018年UMBで準優勝したことをライミングで落とします。
「あんたのライブはカッコよかったぜ、だから俺もリスペクトを込めて、ぶつかるよ」
CIMAへのリスペクトがみられる場面もありました。
バース2:CIMA(シーマ)
CIMA(シーマ)は、
「でた最後にリスペクト、褒めても俺、中指すぐ出るよ」
アウソリティーからのリスペクトをミドルフィンガーで返します。
最近の若手ラッパーは、ベテランとのバトルでビビってリスペクトに逃げる奴も多いので、呆れているのかもですね。
バース2:Authority(アウソリティー)
アウソリティーは、
「あの日、自分に打った句読点、だけど進むよ、ピリオドの向こうへ」
UMBで結果が出せずに、自分に限界を感じていた過去を、2018年の活躍で乗り越えた力強さを感じるバースです。
バース3:CIMA(シーマ)
CIMA(シーマ)は、
「俺はM男でもないし、どっちが見たら分かる、お前はバディボーイ」
感傷的なライミングをしたアウソリティーに、痛烈なディスをカマします。
「ビートズレても好きにやるから、この身体、腹の底から言霊伝わる、分かるかな、ぼうや」
細かい押韻でグルーブを作るという、テクニカルなライミングとビートアプローチを見せてくれました。
CIMAの指摘にもあったようにDJ CHAKAがビートズラしまくって、萎えましたね。
みなさんは、DJ CHAKAをどう評価してますか?
ぼくなんかよりラップ好きな人の意見が知りたいです。
バース3:Authority(アウソリティー)
アウソリティーは、
「バディマンボーイなら井手上漠君、スパッ…切り裂く、切れ味抜群」
CIMAに言われたバディボーイにアンサーしつつ、完璧なライムで会場を盛り上げます。
「関西、言っとくよ、ほなおおきに、あの日のKIDSがKING、ほらもう時期」
美しい落としでバースを締めました。
最終バースで会場の雰囲気をゴッソリ持っていき、アウソリティーの勝利!
OMK(おまけ):凱旋MCバトルは、YouTubeで見られる!
凱旋MCバトルは近年最も成長しているバトルイベントです。
YouTubeでバトルを見るもよし、気になればイベントに参加するもよいので、自分なりの楽しみ方をしてみてはどうでしょうか。