フリースタイルダンジョンが好きなアナタは、ラッパーのCHICO CARLITO (チコ カリート)を知っていますか?
CHICO CARLITOは、初期のフリースタイルダンジョンに登場し、R指定を初めて引きずり出したラッパーです。
その時の活躍と、UMB2015の制覇から、フリースタイルダンジョンモンスターに追加で招集されました。
今回は、そんなCHICO CARLITO (チコ カリート)について紹介していきます。
目次
CHICO CARLITO (チコ カリート)のプロフィール
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 26歳(現在 2019/12/18) |
出身 | 沖縄県那覇市 |
バトル戦績 | UMB2015 優勝 |
所属・クルー | Bang Da Rhythm |
CHICO CARLITO (チコ カリート)は、沖縄のラッパー唾奇(つばき)の影響で、18歳の時にラップを知り、上京をキッカケに北千住サイファーに顔を出し、そこで頭角を現します。
その、たった3年後には、フリースタイルダンジョンで結果を出し、UMB2015で優勝するなど、ラップを始めてすぐに活躍したMCです。
ただインタビューにて、フリースタイルをやりすぎてゲロを吐いたというエピソードを語っており、それほどストイックにラップと向き合っていたようです(笑)
名前の由来は、母方の祖父はプエルトリコ系のアメリカ軍人。ラッパー名の「CHICO」は祖父のあだ名からです。
また、「CARLITO」は映画『カリートの道』から由来し、映画の公開年が自分の誕生年と同じだったことが理由で、CHICO CARLITOと名乗りました。
主なバトルの戦績
CHICO CARLITO (チコ カリート)はUMB2015優勝、B BOY PARK MC BATTLE 2014 準優勝などの戦績を持ち、フリースタイルダンジョン初代モンスターとしても活躍していました。
フリースタイルダンジョンでは、負け越してしまう時期もありましたが、2015年のCHICO CARLITO (チコ カリート)のノリ方はすごかったです。
特に、UMB2015での勢いは凄まじくて、GOTTIや早雲、DOTAMAなどの数々の実力派のMCを倒して優勝しました。
そんなチコのバトルの特徴は、甲高い声と、独特かつメロディアスなフロウです。
また、フロウに隠れていますが、押韻のテクニックも高くて、長い韻をリズミカルなフロウに乗せて踏むのは、チコならではの特徴ではないでしょうか。
ベストバウト
そんなCHICO CARLITO (チコ カリート)のベストバウトを紹介します。
戦極MCバトル第10章 vs黄猿
フリースタイルダンジョンでも戦った、フロウ巧者の2人がメロディアスなビートで対戦します。
黄猿が巧みなビートアプローチをして
「微妙 微妙 異論 奇妙 死亡 しちゃうのはCHICO それだけだろ」
と聴き心地良いバースを蹴ります。
対するCHICOも
「C-H-I-C-O戦極10章乗り込んで来たぞ I don’t care、才能ねぇ、nightmare、俺がここでかます 愛と平和」
と独特なフロウに乗りながらも、固く韻を踏んでいきます。
お客さんの判定は割れますが、ジャッチにより、黄猿が勝利します。
勝利した黄猿も、CHICOを称える一戦でした。
戦極MCバトル第13章 vs 魅riン
新潟の若手ラッパー魅riンとの対戦です。
ビートはSKY-HIの「フリースタイルダンジョン」
魅riンは、
「分かってねぇな、分かってねぇな、俺が今日全員、分からせに来たぜ」
と、試合前の崇勲のライブでの楽曲から、サンプリングをして会場を盛り上げます。
さらに、
「俺はレペゼンNGT(新潟)、目の前のチコさん、REST IN PEASE」
と皮肉めいたディスを吐きます。
対するチコは、
「わざわざ新潟から来てるんだったら、帰って良いよ」
と文字では表現できないですが、気持ちいいフロウで会場を沸かせます。
また、
「地元背負って、マイク持って、抜けてきたぜフリースタイルダンジョン」
とこの大会の少し前に出演したフリースタイルダンジョンの活躍を誇るライムを決めて勝利します。
CHICO CARLITO (チコ カリート)の楽曲
CHICO CARLITOは、中学時代にバンドをおこなっていたことから、広い音楽センスと独特のフロウで、良曲をリリースしています。
そんなチコの楽曲を紹介します。
C.H.I.C.O.
戦極MCバトルの大会で優勝したことからPVをリリースした曲です。
ドリーミーなビートに、チコの沖縄訛りのラップがカッコいいですね。
自らの紹介曲のような感じですが、大きなインパクトを残して、名前を刻んでもらえるのではないでしょうか。
一陽来復 ft.CHOUJI,唾奇 Beats by Sweet William
沖縄の先輩であるCHOJIと、ラップを始めたきっかけとなった唾奇との楽曲です。
Sweet Williamの美しいJAZZYなビートと、チコカリートの耳馴染みの良いHOOKが気持ちいいです。
まとめ
CHICO CARLITO (チコ カリート)は、バトルだけでなく、そのフロウを音源に昇華しているラッパーです。
フリースタイルダンジョン以降はバトルへの参戦はないですが、いつかまた、バトルビートの上でも、チコを見てみたいですよね。