フリースタイルダンジョンが好きなアナタは、ACE(エース)の名前をしているのではないでしょうか。
シーズン1では、般若の付き人として、シーズン2ではモンスターとして番組を持ち上げていたラッパーです。
今回はそんなACE(エース)について紹介していきたいと思います。
目次
ACE(エース)とは?ラップの特徴は?
ACE(エース)は、ブラジル生まれ東京育ちで、UMB2013 BEST8、KOK2016 BEST4の実績を持ち、その特徴的な外見と、それに似合わないほど達者なトーク力で、メディアでも活躍するラッパーです。
3歳の時に両親とともに、ブラジルから日本にきました。
幼少期は、その外見から友達ができずに、アニメを見て育ったといいます。
彼の音楽的なルーツは、意外にもASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)で、人生を助けられるほど、彼らの音楽があったから今のエースがあると本人が語っています。
初のアルバムでは、アジカンのボーカルGotch(後藤正文)と共演を果たすなど、HIPHOPドリームを叶えています。
主なバトルの戦績
ACE(エース)は、UMB2013 BEST8、KOK2016 BEST4、戦極MC バトル外伝 OSAKA 8MOJI杯 優勝、戦極MCバトル第10章 BEST4、といった数々の戦績を持つラッパーです。
フリースタイルダンジョンでは、負けが続いて大変だった時期もあったと思いますが、3代目モンスター決定トーナメントでは、覚醒した姿を見せてくれました。
たらればですが、レギュラーシーズンにあの姿が出ていれば、ACEの評価も変わっていてのではないでしょうか。
ベストバウト
ACEは2010年のB-BOY PARKのU22大会を優勝するなど、長年バトルの第一線で活躍していました。
そんなACEはのベストバウトを2つ紹介します。
戦極MC バトル外伝 OSAKA 8MOJI杯 vs KBD
大阪でおこなわれた戦極MCバトルの外伝で、大阪の押韻職人KBDと闘いました。
大阪での開催だったので、地元のMCが有利と思われましたが、東京から乗り込んできたACEが優勝を奪い取りました。
押韻重視同士の対戦となった中で、KBDは要所で、固くてユーモラスな韻を踏んできました。
対するACEは即興性がハンパなく、相手が言ってきたことに、返しつつ、バイブスがこもった押韻をして会場をロックしました。
FSD 3代目モンスター決定戦 vs TK da 黒縁
3代目決定トーナメントでのTKとの一戦です。
フリースタイルダンジョンでは、ACEは調子を出せないことが多かったので、TK有利と思った人もいるのではないでしょうか。
しかし、試合がはじまると、ACEの鬼気迫ったバイブスとアンサー能力、押韻が爆発して、TKを圧倒していました。
だが、1試合目は2:3でTK勝利の結果に。
ACE 自身も次の試合の冒頭で、審査を疑問視する発言をしました。
YouTubeのコメント欄も誤審の声が多数寄せられていましたね。
会場と画面で見るのでは、判定が異なることも多々ありますが、この結果には疑問を持ってしまうでしょう。
結果は残念でしたが、最後の最後でACEが本領発揮してくれて感動しました。
ACE(エース)の楽曲、アルバムは?
2015年にアルバムを出したACEは、「自分のデビューアルバムはこういう形にしたい」と語っていたようです。
上述したGotch(後藤正文)との共演など、その夢が実現したアルバムになっています。
そのアルバムから2曲紹介します。
Butterfly Effect feat Gotch
スロウで優しく落ち着いたビートに、ACEのリズミカルなラップや、Gotchのラップよりの歌がマッチした曲です。
憧れの人と共演していると想うと、グッときますね。
HALO
疾走感のあるビートにACEのラップが映える曲です。
HOOKがキャッチーで、NARUTOやBLEACHのアニメOPでもおかしくない感じです。
アジカンに人生を助けられたエースらしい一曲です。
まとめ
ACE(エース)は長年バトルで活躍して、憧れのGotchと共演するなど、夢を実現しているラッパーです。
楽曲もキャッチーで聴きやすいので、ぜひチェックして見て下さい
また、魅力的なキャラクターで、今後も活躍の場を広げていくと思いますので、そちらも期待しましょう。