MCバトルが好きなアナタは、ラッパーのハハノシキュウを知っていますか?
ロン毛とキャップで顔を隠しており、素顔が見えない特徴的な見た目で、ライターや作家としての顔も持つ、異色のラッパーです。
今回は、そんなハハノシキュウについて紹介します。
目次
掌幻 (しょうげん)のプロフィール
本名 | 調査中 |
---|---|
年齢 | 調査中 |
出身 | 青森県弘前市 |
バトル戦績 | 戦極MCバトル第17章 BEST4 |
所属・ユニット | DOTAMA×ハハノシキュウ |
ハハノシキュウは素顔だけでなく、プロフィールも謎に包まれています。
ライターとしてHIPHOPに関する記事を作成したり、2019年4月には、星海社から、初となる小説『ワールド・イズ・ユアーズ』を出版したりと、マルチな才能を発揮させていますね。
ライターとしては、現役のバトルMCならではの視点で、現在のHIPHOP業界についてリリカルに表現しているため、面白い記事を量産しています。
仲の良いラッパーはフリースタイルダンジョンでも活躍したDOTAMAで、音源を共作し、プライベートでも親交が深いようです。
ハハノシキュウがLINEをするのは、親かDOTAMAくらいらしいですね。
主なバトルの戦績
ハハノシキュウは、戦極MCバトル第10章 BEST4、戦極MCバトル第17章 BEST4の戦績を持ち、フリースタイルダンジョンにも出演したことがあります。
ハハノシキュウのバトルスタイルは、「これ言うのはマズイんじゃない…?」という一線を超えたディスが出来ることです。
今よりもアンダーグラウンド寄りで怖い人が多かった時代のバトルイベントにて、
ZORNをボロカスにディスったことに怒ったZORNの仲間に、バトル中にステージから引きずり降ろされそうになった、エピソードがあるほどです。
それほどまでに、ハハノシキュウの毒気のあるディスと、特徴的なダミ声が、相手を逆なでする効果があるのでしょうね。
また1人でMCバトルをするという、攻めた企画をしています。
ラッパーだけでなく、様々な道で活動しているハハノシキュウの姿勢は素晴らしいですね。
ベストバウト
相手をブチ切れさせるほど、バチバチなバトルをするハハノシキュウのベストバウトを紹介します。
戦極MCバトル第7章 vs SIMON JAP
東京世田谷レペゼンのストリートラッパーSIMON JAPとの対戦です。
ビートは「Devil’s tongue」
生粋のラッパーと、異色のラッパーとの戦いということで、どんな展開になるか予想できない試合でした。
ハハノシキュウは、「Devil’s tongue」のチプルソのバースをサンプリングして会場を沸かせます。
SIMONは、ハハノシキュウのダミ声フロウを真似して、
「怒鳴るとラップは、ドナルドダック、お前行ってこいよディズニーランド、俺に勝てるのはいつになんの?」
「御託ばっかの、オタクラッパー!」
とユニークながらも固いライミングをカマします。
対するハハノシキュウも、
「お前みたいなイケイケのやつに飽き飽きしているから、秋葉原行くんだよ!」
「アンタに個性がないからマイクリレーしても存在感がない」
といった強烈なディスを浴びせますが、結果は、SIMONの勝利。
戦極MCバトル 第20章 東北予選 vs Authority
同じ青森出身で、UMBでも活躍した期待の若手ラッパーAuthority(アウソリティー)との対戦です。
Authority(アウソリティー)は、
「俺はボクシングでいえば、井上尚弥、さよならシキュウさん、地獄で会おうや」
「3つ数えな、0担ったときにはキングは俺だ」
と完成度の高いライミングをぶつけます。
ハハノシキュウは、
「ラストエンペラー、勝つよメンヘラ」
「何も作ってないのに商品紹介、まるで何も商品がないジャパネットたかた、みたいなやつ」
とハハノシキュウらしいディスで会場をロックし、優勝します。
ハハノシキュウの楽曲
ハハノシキュウは音源制作にも力を入れています。
そんなハハノシキュウの楽曲を紹介します。
2012年にクリスマスが終わる
DOTAMAとの楽曲ですが、世の中への妬み・嫉み・僻みをぶちまけた内容です。
世の中に不満がある人は、共感できるのではないでしょうか。
さっき初めて会った人の結婚式の祝辞
もう、タイトルだけで面白い楽曲ですね。
独特のフロウがクセになる、ハハノシキュウの真骨頂が出た曲です。
まとめ
ハハノシキュウは、ラッパーのみならず、ライターや作家としてもマルチに活躍するMCです。
音源も個性的なので、さらなる活躍を期待したいですね。