フリースタイルダンジョンなどでMCバトルの存在を知り、興味を持ったアナタのために、今回の記事では、有名なバトルの大会を紹介します。
大会ごとに特徴が異なるので、自分が気になった大会に足を運んでみるのも面白いと思います。
生で見るバトルは臨場感があってブチ上がりますよ!
目次
ULTIMATE MC BATTLE(UMB)

UMBの詳細名は、ULTIMATE MC BATTLE(アルティメット エムシー バトル)で、2005年より始まったMCバトルの大会である。勝敗の全てを観客が決定する、全員参加型のヒップホップイベント。
-Wikipedia 引用
UMBの特徴としては、全国各地で予選を行ない、その県のチャンピオンが年末に一堂に会して、頂点を目指す年間を通して年間を通して大会が行われていることにあります。
個人的な感想ですが、UMBの大会の雰囲気は、他のイベントとは違って、特別な緊張感があり、神聖なイメージがあります。
UMBは全国各地で予選を行なっていることから、様々なタイプのMCが出場します。
都道府県によって、お国柄が出るのか、バトルスタイルが異なります。
大阪であれば、押韻主義、福島の白河であれば、フロウ重視など、その地方のHIPHOPシーンの色が濃く出るので、注目すべき点です。
また、UMBは注目度が高いことから、年末の本戦でカマしたMCは、一気に全国的な知名度を得ます。
戦極MCバトル(センゴクエムシーバトル)

戦極MC バトル(センゴク エムシー バトル)は、主催がMC正社員、ホストMCが八文字で行われている大会です。
大会は〜章と数え、現在は20章目となります。
本選と予選に分けて開催しており、本選は計32名、または64名で開催。
主催者サイドが選抜したMCと予選を勝ち上がったMCで行われています。
国内最大規模のMCバトルイベントで、なんといっても人気・実力派のMCが多数出場するのが特徴的でしょう。
また、ファッションMCバトルや、4人同時に戦うバトルロワイヤルなど、実験的なイベントも開催している、チャレンジングな団体です。
KING OF KINGS(KOK)(キングオブキングス)
KING OF KINGS(キング・オブ・キングス)は、9sari Groupが主催するMCバトルの大会である。略称はKOK。
漢 a.k.a. GAMIが中心となり、開催。東日本と西日本の予選で勝ち抜いたMCと、日本で行われている数々のMCバトルの優勝者が集い、真の日本一を決める大会である。その他、最終選抜枠も存在する。優勝者には賞金300万円(2016年までは150万円)が与えられる。
– Wikipedia 引用
UMBと並ぶ、大規模な大会です。賞金300万円はバトル大会で最も高額なのではないでしょうか。
そんな大会なので、出場するMCも強豪揃いです。
呂布カルマ、GADORO、mol53、CIMA、mu-tonなどのMCが出場しています。
また、大会の特徴の1つは、全試合オリジナルビートで行われることです。
有名なトラックメイカーのオリジナルビートを勝者がGETし、楽曲に使用できるため、音源に力を入れているMCが多く参加している印象があります。
高校生ラップ選手権(甲羅)

高校生RAP選手権とは、BSスカパー!で放送されているバラエティー番組『BAZOOKA!』内の企画で、年に2回のペースで開催され、15歳〜18歳の高校生ラッパーたちがMCバトルのトーナメント戦を行ないます。
現在(2019/12/10)では、第16回大会まで行われており、中高生を中心に話題を集めているコンテンツです。
高校生ラップ選手権では、初戦の前に出場者の紹介VTRが流されます。
出場者の高校生活や、生い立ち、ラップに出会ったキッカケなどを中心としたVTRです。
バラエティ番組なので、面白い要素もありますが、出場者のバックボーンを知れることで、その後のバトルへの入り込み度合いも上がります。
この大会の影響があって、高校生でラップを始める人口が増えているので、大会ごとにレベルも上がっています。
1000人を超えるエントリーを勝ち抜いてきた16人で大会が行われるので、超高校生級のMCが出場します。
実際に、大人が出場する大会でも好成績を残しているMCもいます。
凱旋(ガイセン)MCバトル

怨念JAP(おんねんじゃっぷ)というMCが主催しており、2020年1月には、ZeppDiver Cityでの大会が予定されているなど、最も勢いがある大会です。
初期は、小さいクラブで若手MCを中心に開催されていましたが、最近では、CIMA、呂布カルマ、スナフキン、NAIKA MCなど、UMB・KOKに出るようなMCも出場しています。
またYouTubeに全試合を投稿するなど、今の時代に合った、マーケティングで人気を集めていると考えます。
大会の知名度も上がり、イベントのクオリティを知ってもらうことで、会場に足を運んでもらえているのではないでしょうか。
実際にバトルのレベルも高く、YouTubeで見られるのが信じられないので、ぜひチェックして下さい。
まとめ
戦極(せんごく)MCバトルや、凱旋(がいせん)MCバトルはYouTubeでのバトル動画が豊富なので、チェックしてみて下さい。
また、UMB・KOKは全試合が収録されたDVDが販売されているので、興味があれば買ってみて下さい。携帯で見られるようにすれば、通学・通勤のお供になります。