アナタはMCバトルは好きですか?
様々な大会がありますが、今回は戦極MCバトル第9章のベストバウトを紹介したいと思います。
目次
戦極MC バトル(センゴク エムシー バトル)とは?
戦極MC バトル(センゴク エムシー バトル)は、主催がMC正社員、ホストMCが八文字で行われている大会です。
大会は〜章と数え、現在は20章目となります。
本選と予選に分けて開催しており、本選は計32名、または64名で開催。
主催者サイドが選抜したMCと予選を勝ち上がったMCで行われています。
国内最大規模のMCバトルイベントで、なんといっても人気・実力派のMCが多数出場するのが特徴的でしょう。
ベストバウト
戦極第9章は、2014年4月に開催された、32MCがトーナメントで対戦した大会です。
出場者は、DOTAMA、CIMA、MCニガリ、SIMON JAP、GIL、mol53などの強豪MCが揃いました。
また、大会では、MC自身がくじ引き順でトーナメント表に名前を書いていったので、後半のくじを引いたMCは自分で対戦するMCを指名できました。
そんな誰が優勝してもおかしくない大会のベストバウトを紹介します。
YouTubeに存在するバトルはリンクを貼るので、気になったらご覧ください。
CIMA vs スナフキン
この試合は、スナフキンがCIMAを指名して決まったマッチアップでした。
スキルフルなフロウでビートに乗るスナフキンと、バイブスと要所でパンチラインを決めてくるCIMAの闘いとなりました。
YouTubeに戦極オフィシャルの動画があるので、ぜひ見てみて下さい。
mol53 vs BIG MOOLA
宮崎レペゼンのmol53と大阪一二三屋レペゼンのBIG MOOLAの一戦です。
BIG MOLLAはタイトな韻を吐きましたが、mol53が
「今日の調子は悪そう、でもmol53、右肩上がりのILL DADDY」
「勢いだけのBIG MOLLA、だけど感じないピンクロー○ー」
といった、リリカルなライミングと、相手をおちょくったバースを決めて、勝利します。
DOTAMA vs GATTI
北関東レペゼンの二人がBEST8で対決しました。
GATTIはお酒を飲みすぎたようでベロベロでステージに上りますが、バトルが始まると、フルスロットルでカマしました。
ただ、対するDOTAMAは得意のディベートスタイルと、ユニークなステージングでお客さんを持っていきます。
MR.SMILE vs SIMON JAP
MR.SMILEは予選からの勝ち上がりで、BEST4まで勝ち上がり、SIMON JAPと対戦しました。
MR.SMILEは本大会では、ダークヒーローに徹していたのか、前の試合のmol53戦と同様に、バチバチに噛みつきます。
はじめは、冷静さを保っていたSIMON JAPですが、途中のバースから「バトルだからってお前粋がるな、それか裏で俺がボコって○にますか?」と本気で苛ついているようで、画面越しで見ているこっちがドキドキします。。
DOTAMA vs SIMON JAP
前回大会の第8章でも対戦した二人が闘います。
DOTAMAは最後のバースで、SIMON JAPが、「ボロボロ」、「ボコボコ」などの擬音で韻を踏んだことに対して、「擬音で韻踏んだって、精舎(勝者)の祇園の鐘の音は鳴らない、お客さんの鐘を鳴らすのは俺」と、平家物語の一節から、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」まで、巧みな言葉遊びを魅せます。
SIMON JAPも「ここは言葉の危ないケンカ、ここがDOTAMAの○害現場」とバリバリ固いライミングを落としてきます。
結果は延長までもつれる接戦となりました。
まとめ
YouTubeにアップロードされている動画を中心にベストバウトを紹介しました。
DVDには、この他にもベストバウトが多くあるので、大会の雰囲気が面白いと感じた人は、チェックしてみて下さい。