MCバトルが好きなアナタ!
R指定とDOTAMAの因縁を知っていますか?
UMB・フリースタイルダンジョンが好きな人ならピンとくるのではないでしょうか。
数多くのバトルで対戦している両者ですが、初めてバトルしたのはUMB2011本戦の一回戦
今回はそのバトルについて、紹介していきたいと思います。
目次
バトルMC:R指定
本名 | 野上恭平(のがみ きょうへい) |
---|---|
年齢 | 29歳(現在 2020/07/21) |
出身 | 大阪堺市 |
バトル戦績 | UMB三連覇(2012・13・14) |
所属 | Creepy Nuts/梅田サイファー |
歴代最強のフリースタイラーと呼ばれるR指定
R指定は1991年生まれの大阪府出身、DJ松永とのユニットCreepy Nuts所属のラッパーであり、
UMB2012〜2014の3連覇という偉業を成し遂げ、フリースタイルダンジョン2・3代目のラスボスです。
アーティスト、ラジオパーソナリティーとしても、大活躍している、最もマルチに活動しているラッパーですね。

バトルMC:DOATMA(ドタマ)
本名 | 福島数馬(ふくしま かずま) |
---|---|
年齢 | 35歳(現在 2020/07/21) |
出身 | 栃木県 |
バトル戦績 | UMB2017優勝 |
所属 | – |
DOTAMA(ドタマ)は栃木県出身で、UMB2017優勝の戦績を持ち、フリースタイルダンジョンでは途中からのモンスターに抜擢された実力を持つラッパー
DOTAMAのバトルスタイルは、独自の視点から繰り出される、対戦相手の痛い所をグサグサついていく、猛毒のディスでしょう。
また、相手を言いくるめるロジカルなディベート力を持っているので、単純な口喧嘩の強さを持っています。

R指定 vs DOATMA(ドタマ)/UMB2011 本線一回戦
R指定とDOTAMA
2人のライバル関係が生まれた試合でもある、UMB2011の一回戦を振り返ってみましょう。
バース1:R指定
UMB2010では、弱冠18歳で晋平太とベストバウトを繰り広げ、優勝候補として乗り込んできたR指定
『東京に二度も負けるわけねぇ』
『マイク1本、Get Moneyの精神、でぶっ○す、このレッドカーペット芸人!』
去年、晋平太に負けた雪辱を果たすために気合が入っている様子で、この当時の持ち味である硬いライミングで先制攻撃をします。
バース1:DOATMA(ドタマ)
激戦区東京予選を勝ち抜いたDOTAMA(ドタマ)
『King of Disの君が揚げ足取りをDisる?』
『大阪までぶん投げる、そしてヒダディーのもとで修行し直してきなさい』
DOTAMAの持ち味である、ユーモラスで毒のあるDisで返します。
バース2:R指定
前半4小節では、DOTAMAに対してのアンサーを返しながらも、
『とりあえずこうやってリズムキープしろ、じゃなきゃ痛いぜ、傷口に塩』
DOTAMAにフロウがないことを的確にディスってますね。
『今日はスキルも気圧も西高東低、また来年こい、誰かのセコンドで』
関東よりも関西が優れていることを、上手く表現しながらも、長めの韻で落としました。
バース2:DOATMA(ドタマ)
R指定に完璧とも思われるバースをくらって、追い詰められますが、
『そんなエグザイルの2軍みたいな見た目じゃ、NY行ったって、(DJ)Premiumから100万でビートは貰えないよ』
と強烈なバースを吐きます。
ロン毛でイキっている感じをエグザイルの2軍というパワーワードでディスり、
UMB優勝して100万円GETしても、アーティストとしては本場USで認められないと痛烈な一撃を。
会場を盛り上げたDOTAMAの勝利となります。
UMB2011はお客さん判定のみだったので、審査員判定もあれば延長だったのでは?
まとめ:R指定とDOTAMAの因縁はUMB2011から始まった!
UMB2013・2014でも死闘を繰り広げ、フリースタイルダンジョンでもバチバチにやりあったR指定とDOTAMA
そんな両者の因縁の始まりがUMB2011でした。
約10年前の試合でしたが、今でも楽しめるハイレベルな試合でしたね。
フリースタイルダンジョンが終わって寂しい気持ちもありますが、YouTubeにはUMBのバトル動画がたくさんアップロードされているので、ガンガン見ちゃいましょう。