フリースタイルラップバトル(MCバトル)という言葉を知っていますか。
最近ではテレビ朝日の火曜日深夜にてフリースタイルダンジョンという番組も放送されているので、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
そもそも、MCバトルとは、主にラッパーが1対1でフリースタイルのスキルを競い合い、勝敗をつける、音楽に乗った即興の口喧嘩です。
以前にフリースタイルダンジョンを紹介した記事もございますが、
そんなMCバトルに興味を持った方は、高校生ラップ選手権を見ることをオススメします。
高校生ラップ選手権とは?
高校生RAP選手権とは、BSスカパー!で放送されているバラエティー番組『BAZOOKA!』内の企画で、年に2回のペースで開催され、15歳〜18歳の高校生ラッパーたちがMCバトルのトーナメント戦を行ないます。
2019年11月現在では、第16回大会まで行われており、中高生を中心に話題を集めているコンテンツです。
なぜ、高校生ラップ選手権がオススメなのかを紹介していきます。
出場者の紹介VTRが盛り上がる
高校生ラップ選手権では、初戦の前に出場者の紹介VTRが流されます。
出場者の高校生活や、生い立ち、ラップに出会ったキッカケなどを中心としたVTRです。
バラエティ番組なので、面白い要素もありますが、出場者のバックボーンを知れることで、その後のバトルへの入り込み度合いも上がります。
VTR中の要素を元に相手をディスったりと、即興性の高い内容があれば盛り上がります。
バトルのレベルが高い
本大会の影響があって、高校生でラップを始める人口が増えているので、大会ごとにレベルも上がっています。
1000人を超えるエントリーを勝ち抜いてきた16人で大会が行われるので、超高校生級のMCが出場します。
実際に、大人が出場する大会でも好成績を残しているMCもいます。
審査員の解説がある
高校生ラップ選手権でも、フリースタイルダンジョンと同じように、審査員の解説があります。
解説を聞くことによって、こんな意味があってラップしてたのか、この言葉はビートのサンプリングなんだ、といったようなことが知れます。
特に、フリースタイルダンジョンでは、ラスボスを務める R指定さんの解説は、的確かつ幅広い知識もあるので、とても素晴らしいです。
スターの卵を見つけられる!?
高校生ラップ選手権は、若手MCが名前を売る場所でもあります。
過去の出場者には、
フリースタイルダンジョンでモンスター:T-pablow、裂固
音源活躍:WillyWonka、OZworld a.k.a R’kuma、LEON a.k.a 獅子
などの、HIPHOPシーンでニュースターとされている彼らも高校生ラップ選手権に出場していました。
今後、彼らを追うようにシーンで頭角を現すMCを早めに知っておく、という楽しみもあります。
まとめ
MCバトルが気になっている人は、高校生ラップ選手権を見始めましょう。
高校生ラップ選手権は、初心者も楽しめるようになっており、さらに好きになれば、別のバトルやMCやバトルビートの音源にアクセスすることで、HIPHOP好きになれます。
MCバトル以外にも視野広げて、HIPHOPカルチャーを楽しんで下さい!