戦極MCバトルが好きなアナタは、ラッパーのGIL (ギル)を知っていますか?
戦極MCバトル第17章では、フリースタイルダンジョンモンスターの呂布カルマを倒して、見事優勝を果たしました。
フリースタイルダンジョンへの出場が待望されるMCですね。
今回はそんなGIL (ギル)のついて紹介します。
目次
GIL (ギル)のプロフィール
本名 | 調査中 |
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年齢 | 33歳(現在2019/12/19) |
出身 | 福島県郡山市 |
バトル戦績 | 戦極MCバトル第17章 優勝 |
所属 |
GILは福島出身で、自身でトラックメイキングもする多彩なラッパーです。
ラッパーを目指したキッカケは、ウータン・クラン
個性豊かなMC達が、大勢でラップしている姿に衝撃を受けたようです。
2013年には、地元の仲間が大勢ラップを辞めてしまったことにより、GIL自身もラッパーとしての人生を深く考えたタイミングがあったようです。
ただ、その機会があったことにより、より真摯にラップに取り組んでいます。
インタビューなどで話している姿は東北訛りで、可愛い印象なので、バトルとは違った一面も見ることが出来ます。
主なバトルの戦績。ラップスタイルは?
GIL(ギル)は、UMB2014 BEST4、戦極MCバトル第17章 優勝という戦績を持っているラッパーです。
UMBでその名を上げたMCであり、2013・2014大会では、フリースタイルダンジョンラスボスのR指定とは、延長戦にもつれる熱戦をして、R指定を苦しめました。
また、戦極MCバトルやUMB CHOICE IS YOURS 2017では、呂布カルマを倒しているので、フリースタイルダンジョンでの完全制覇が期待できるラッパーです。
GIL(ギル)のラップスタイルは、安定的なビートアプローチと、会場を盛り上げるパンチラインが特徴的です。
核心をつくような言葉を突き刺すパンチラインで、相手を攻撃する鬼気迫った姿は、普段の温厚的な姿とは対照的で、カッコいいですね。
ベストバウト
そんなGILのベストバウトを紹介します。
戦極MCバトル 第9章 vs SIMON JAP
東京のストリートをレペゼンするSIMON JAP(サイモンジャップ)との対戦です。
先行後攻の話の話になり、GILが、「ハナからじゃんけん負けんな!」という発言に対してサイモンジャップは、
「じゃあ勝負は、じゃんけんなの?ちげぇだろ、バトルだろ、おまえ残念だよ」
と、アンサーを返します。
不利かと思われたGILは、
「その年になって、バトルに出て音源を出して、お前に言うことはないが、お前に残されたのは、GILの踏み台になることだ」
と、リスペクトを込めつつ、自分の勝ちを譲らない姿勢を見せます。
戦極MCバトル 第17章 vs mu-ton
同郷である福島白河出身のmu-ton(ムートン)との対戦です。
優勝後のインタビューでも本大会で最も心に残っている試合のようです。
mu-ton(ムートン)は、
「MIC、トリックが形見、どっちがホントの東北訛り」
「お前が福島語るな、福島がヤベェんじゃねぇ、白河がヤベェんだよ!」
と、同郷ながら、白河市をレペゼン姿勢を取ります。
対するGILは、
「俺は郡山すらも飲み込んで、福島をレペゼンしているラッパーだ!」
「また次のサイクル 時代は巡ってくる、お前も帰った後 俺のやばさに気づく」
と、福島全土をレペゼンする姿勢と、リリカルなラップで応戦します。
結果は延長戦。
GIL(ギル)の楽曲
ギルは、自身でトラックメイキングもこなすので、一気通貫な表現をしています。
そんなGILの楽曲を紹介します。
Localizm
現在も福島郡山市に根付いて活動しているGILらしい楽曲です。
シンプルかつオールドな雰囲気があるビートに、GILの実直なラップが光ります。
Breaker
攻撃的なビートの上で、ギルの渋いラップがハマってます。
福島のレベルの高さが分かりますね。
まとめ
GIL(ギル)は全国レベルのラッパーでありながらも、地元に根ざして活動しているラッパーです。
上述しましたが、フリースタイルダンジョン完全制覇が期待できるMCなので、ぜひ呂布カルマ・R指定との対戦を見たいです。