MCバトル

凱旋MC(ガイセンエムシー)バトルは、今最もアツいMCバトルイベント

凱旋(がいせん)MCバトルの画像

 

 

YouTubeでバトル動画をチェックしている人は、凱旋MC(ガイセンエムシー)バトルという名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

 

自身もMC・オーガナイザーとして活躍している怨念JAP(おんねんじゃっぷ)さんが主催するイベントです。

 

 

大会の全ての試合の映像をYouTubeにアップするなど、SNS上で話題となっているイベントです。

 

 

今回はそんな凱旋MCバトルの参加MCやベストバウトを紹介していきます。

 

凱旋MC(ガイセンエムシー)バトルとは?司会の怨念JAPとは?

 

 

凱旋MCバトルは怨念JAPが主催するバトルイベントで、近年、YouTubeでの全試合アップロードなどが話題となっている大会です。

 

UMB・戦極MCバトルと比べて比較的新しいイベントです。

 

 

イベント開催当初は、小さなクラブにて若手MC中心でおこなわれていました。

 

 

しかし、最近では渋谷O-EAST・恵比寿LIQUIDROOMなどで開催され、2020年の年明けには、ZeppDiver Cityで開催されるというビッグイベントに急成長しました。

 

 

何と言っても、主催の怨念JAPさんの人柄も関係しているのではないでしょうか。

 

 

また、若手とベテランがいいバランスで、イベントに参加して盛り上がっていることが、成功の要因となっています。

 

 

怨念JAPは若手ラッパーからはもちろん、ベテランラッパーからもリスペクトを送られており、彼の人望でイベントが成立しているのではないでしょうか。

 

 

また、怨念JAPは全バトルをYouTubeにアップしている理由として、

 

地方住みの方がイベントに参加するには、交通費もかかって大変なので、少しでもイベントの雰囲気を味わってほしくて全試合をアップしていると語っています。

 

 

なかなか東京のイベントには参加できない、画面の向こう側のファンのことも考えているのが、凄いですよね。ナイスガイだと思います。

 

参加MCが豪華

 

歴代の参加MCの一部を紹介すると、

ベテランMC

 

 

若手MC

 

 

 

といったUMB王者・KOK王者を含めた豪華なメンバーが参加しています。

 

また、本大会では、ベテランMCを若手MCがジャイアントキリングする試合も多数あるので、見どころが満載です。

 

ベストバウトは?

 

凱旋MCバトルはお客さんの反応も良いので、盛り上がる試合が多いです。

 

そんな凱旋MCバトルのベストバウトを3つ紹介します。

 

春ノ陣2019 智大 vs D.D.S

 

 

博多の親不孝通りレペゼンの智大と沖縄那覇市のD.D.Sの一戦です。

ビートは漢a.k.a GAMIの紫煙。

 

 

同じ九州出身で、楽曲も共作している2人の試合なので、ディスり合いではなくセッションになりました。

 

 

智大もDDSも完全即興型のMCなので、相手の言った言葉から連想してリリックを吐き出しています。

 

 

個人的にはDDSの「大黒柱、俺らはメイクマネー、稼ぎ頭、俺の頭(かしら)から出てくる言葉吐き出す」のラインがめっちゃ好きです。

 

 

甲乙つけがたい試合でしたが、勝者は智大。2人の仲良さそうな姿を見るのも楽しいです。

 

2019 夏ノ陣 Authority vs CIMA

 

 

兵庫西宮、大阪一二三屋をレペゼンするアンダーグラウドラッパーのCIMAと青森出身でUMB2018準優勝のAuthority (アウソリティー)の対戦です。

 

ちなみにCIMAは前回大会 春ノ陣の優勝者です。

 

 

CIMAはいつものバイブスとアンダーグラウドなワードチョイスで会場を沸かせます。

 

対するAuthority (アウソリティー)は、長めの押韻で応戦します。

 

互角と思われた3バース目にアウソリティーが、「バディマンボーイなら井手上漠君、スパッ…切り裂く、切れ味抜群」と完璧なライムを落として勝利しました。

 

2019 夏ノ陣 Authority.vs.呂布カルマ

 

 

またもやAuthority (アウソリティー)と、言わずと知れたダンジョンモンスターでKOK2018の王者である呂布カルマの対戦です。

 

呂布カルマは2バース目で、「オーソリティー(わざと?)が、想像通りに、オーソドックスな韻を踏んでるだけ」と、頭韻で痛烈にディスります。

 

対するAuthority(アウソリティー)は「アンタはシーンに一番必要、だが、アンタが一番で居続けるシーンは必要ねぇんだよ」と、パンチラインを吐きます。

 

結果は僅差でアウソリティーの勝利。

 

敗北後の呂布カルマは笑顔でアウソリティーと握手し、「やるやん、オーソリティー(やっぱ、わざと呼んでるっぽい)、応援します」と、アウソリティーを認めているようでした。

 

今後の大会予定

 

上述したように、来年の2020年1月19日に凱旋MCbattle東西選抜冬ノ陣2020がZeppDiver Cityにて開催されます。

 

最大規模の大会となり、盛り上がること必至ですね。

参加MCは、順次、公式Twitter(@gaisenmcbattle)で発表しているので、確認してみて下さい。

 

バトルイベントに初めて参加する人も行きやすいと思うので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

 

凱旋MCバトルは近年最も成長しているバトルイベントです。

 

YouTubeでバトルを見るもよし、気になればイベントに参加するもよいので、自分なりの楽しみ方をしてみてはどうでしょうか。