MCバトルが好きなアナタは、9for(ナインフォー)というラッパーをご存知でしょうか?
第11回高校生ラップ選手権の優勝者で、フリースタイルダンジョンでも活躍し、ブラックモンスターとして、2代目モンスターと激闘を繰り広げました。
今回はそんな9forを紹介したいと思います。
目次
9for(ナインフォー)とは?ラップの特徴は?
9for(ナインフォー)は1998年神奈川県横浜出身で、第11回高校生ラップ選手権優勝の実績があり、フリースタイルダンジョンでも活躍した若手ラッパーです。
9for(ナインフォー)は高校1年生の時にMCニガリのバトルを見て、ラップを始めました。
MCニガリを、好きになったキッカケは、普段は優しそうな青年が、ラップをしたら別人のようになる姿がカッコよかったためだそうです。
9for(ナインフォー)のラップの特徴は、ハスキーボイスで多彩なフロウをすることと、トンチの効いたアンサー力ではないでしょうか。
9for(ナインフォー)の主なバトルの戦績
9for(ナインフォー)は、第11回高校生ラップ選手権優勝、戦極MCバトル第17章 BEST8、戦極U-22 MC BATTLE 2017 優勝という戦績を持っており、最近では大人の大会でも好成績を出しています。
第11回高校生ラップ選手権では、アンサー力が光って優勝を手に入れました。
特に3回戦のMOGURA(モグラ)戦では、「顔面がチョウチンアンコウ」とディスられた際に、「チョウチンアンコウはもぐら(MOGURA)より深いところに潜っているけどな」と完璧なアンサーをしてダークホースであるMOGURAに鑑賞しました。
9for(ナインフォー)のベストバウト
9for(ナインフォー)は勢力的に様々なバトルに出ているので、ベストバウトも多いです。
そんな9forのベストバウトを紹介します。
戦極MCバトル第17章 vs 呂布カルマ
言わずと知れた2代目モンスター、呂布カルマとの一戦です。
ビートは「禁断の惑星」。
呂布カルマはワンバース目で、
「ヘタレのマインド、9for、この前ダンジョンで2勝しただけでお腹いっぱい?」
とフリースタイルダンジョンで途中リタイアした9forを痛烈にディスります。
対する9forは、
「呂布カルマ、呂布カルマ、太陽の代わりに死んだってな」
と禁断の惑星のサンプリングで会場を盛り上げますが、呂布カルマには一歩届かず敗退します。
戦極MC BATTLE JOYSOUND杯2 vs MIRI
戦極MCバトルのエキシビション的な大会での一戦です。
相手は、HIPHOPアイドルRHYMEBERRY(ライムベリー)のMIRIとの戦いです。
エキシビションマッチでしたが、9forの高スキルを見せつける試合でした。
特に2バース目が完璧で、
「スキルで証明、ほら口ずさもうぜ、着地が完璧内村航平」
「お前はアイドルラッパーで何者なんだ 今年はMIRIより橋本環奈」
完成度の高いライムを吐いて会場を沸かせました。
あまりにも完成度が高かったために、一時期、「今年はMIRIより~」というライムが流行りました。
9for(ナインフォー)の楽曲
9for(ナインフォー)は独特のハスキーボイスがカッコいいので、楽曲も映えます。
そんな9forの曲を紹介します。
TURN BACK feat. コマツヨシヒロ
ファンキーでノリの良いビートと9for(ナインフォー)の声とフロウが合っていて首が振れる楽曲です。
コマツヨシヒロのHOOKもカッコいいので、オススメの一曲です。
Do it (feat. T-swagg)
ポップでアップテンポなビートと、9forのオートチューンがかかったハスキーボイスが気持ちいい楽曲です。
ポップなビートでも映えるので、これから幅広い音楽を提供してくれるかも知れませんね。
まとめ:9for(ナインフォー)はバトルセンス抜群のラッパー
9for(ナインフォー)は若手トップクラスのバトルの実力をもつラッパーです。
今後の成長次第では、ビッグタイトルの取得も夢ではないでしょう。
また、ラッパーに一番大事な声のカッコよさを持っているので、音源でも期待大です。